サンゴシンポジウム~サンゴの移植(11)12/8開催
シンポジウムの趣旨
琉球列島のサンゴ礁生物群集は、1998年の大規模白化現象が発生したことにより、造礁サンゴ類(サンゴ礁を形成するサンゴ)が大量に死滅し、その後もさまざまな攪乱にさらされている。
自然回復が進みつつある場所もあるが、未だに往時の良好な状態とは程遠い場所も少なくない。この状況において、多くの人々によりサンゴ礁の保全活動が行われているが、その一つにサンゴの移植活動がある。
サンゴの移植活動は、最初から成功したという例は少なく、それぞれに失敗や試行錯誤を重ねたうえで、困難を乗り越え、改善して成功にいたるという例が多い。
このような背景のもと、これまで失敗とその克服から成功にいたる道筋について活動内容を発表、情報交換・共有し、立場の違いを超えて自由に討論することで理解を深め、いっそう移植活動に役立てられるようにすることが、サンゴシンポジウムの趣旨である。
これまで、サンゴの移植についてのシンポジウムは10回開催されており、今回が11回目となる。
イベント基本情報
日時は、2016年12月8日(木)で、公演は10:00~16:30、パネル・ポスター展示は9:00~17:00を予定している。
シンポジウム会場は、名桜大学 学生会館SAKURAUM 6階ホール(大学住所:沖縄県名護市字為又1220-1)である。
参加費は無料だが、事前の申し込みが必要となっている。100名の定員があり、申し込み先着順となる。
参加申し込みおよび問い合わせ先は、(一財)沖縄美ら島財団 総合研究センター 普及開発課である。
問い合わせ先電話は、0980-48-2266(午前9時~午後6時、担当者は、永田俊輔・ミラーメリア)、FAXは 0980-48-2200、E-mailアドレスは ocrc@okichura.jp である。メールの場合は、件名に「サンゴシンポ」と入れるよう指定されている。
主催は、(一財)沖縄美ら島財団 総合研究センター、共催は、名桜大学総合研究所、後援は、沖縄県・沖縄県サンゴ礁保全推進協議会・日本サンゴ礁学会サンゴ礁保全委員会となっている。
会場アクセス
名護バスターミナルから名桜大学までは、路線バスなら所要時間約18分で料金は380円、タクシーなら約10分で、小型タクシーの場合、料金は約1,000円となる。
なお、那覇空港から名護バスターミナルまでは、高速バス(111番)で約1時間45分、バス乗車料金2,190円である。
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