白地の紅型衣裳/王国の漆工芸技術 那覇市歴史博物館
2種類の美術工芸が1つの特別展で
那覇市歴史博物館では、およそ1ヶ月ごとにテーマを変えながら、衣裳と調度品を中心とした美術工芸品の特別展を開催している。5月下旬からおよそ1ヶ月間は、琉球国王尚家関係資料から白色地の紅型衣裳が、そして伊江家・神山家の漆器が展示される。
白地の絹に、上・中・下段と異なった絵柄が染められている紅型衣裳は、表と裏の両面の同じ位置に柄が配置されるように染める、「両面染」と呼ばれる難しい技法が用いられたもの。また、調度品の展示では、王国時代の精緻な漆工芸が楽しめる。
なお、この特別展の会期中には、企画展「伊藤半次の絵はがきと沖縄戦」も同時開催されている。
イベント基本情報
公開期間は2017年5月26日(金)から6月27日(火)まで。会場の開館時間は午前10時から午後7時まで。なお、木曜日は休館日であるので注意すること。
入館料は、個人の場合、一般350円、大学生以下(各種専門学校等含む)については、身分証明書の提示があれば、市内、市外(県内外)を問わず無料となる。
会場アクセス情報
会場住所は、沖縄県那覇市久茂地1丁目1番1号パレットくもじ4階。那覇市歴史博物館のある4階へは、中央エレベーターを利用する。
パレットくもじは、モノレール「県庁前」駅と直結しているため、那覇空港からであれば、モノレールの利用が便利である。那覇空港からのモノレール乗車時間は約13分、また駅からは徒歩1分となっている。
路線バスを利用する場合は、県庁前・パレットくもじ前・県庁北口バス停からは徒歩1分、沖銀本店前・琉銀本店前バス停から徒歩3分となる。
車の場合は、周辺駐車場を利用することになる。那覇空港からの会場周辺までの所要時間目安は、約10分である。
(画像は那覇市歴史博物館ホームページより)
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