1月の那覇市歴史博物館特別展は、紅型・屏風・漆工芸
特別展で特別な沖縄に出会う
2017年1月7日(土)から2月1日(水)まで那覇市歴史博物館で開催されるのは「鳥が描かれた紅型衣裳/首里那覇鳥瞰図屏風/王国の漆工芸技術~沈金・堆錦~」。
原色の沖縄工芸品
原色が自由奔放に使われているのに、どことなく上品さが感じられる不思議な琉球染物「紅型(びんがた)」。沖縄の太陽に決して負けない、強さと明るさが魅力だ。
紅型の「紅」は鮮やかな色彩を、紅型の「型」は文様を表す。今回の那覇市歴史博物館特別展ではその独特な文様に着目し、その中で「鳥」が描かれた紅型衣装を集めて展示する。
珍しい紅型、国宝の燭台
展示される紅型の一つ「白地松竹梅鶴鳥霞雪輪文様紅型木綿衣裳(しろじしょうちくばいつるとりかすみゆきわもんようびんがたもめんいしょう)」は、夏物の紅型衣装。元気一杯な紅型のイメージとは少し離れた、寒色系の気品ある色調が珍しい。南国では見られないはずの雪を描いているのも不思議だ。
紅型衣装の他にも、県指定文化財である伊江家資料の「首里那覇鳥瞰図屏風(しゅりなはちょうかんず びょうぶ)」といった調度品や、沈金と堆錦の技術を使用した漆器を展示する。壺屋焼の燭台「緑釉四方燭台(りょくゆうしほうしょくだい)」は琉球国王尚家関係資料で国宝に指定されている。
アクセス方法は公式サイトで
那覇市歴史博物館は沖縄都市モノレール「ゆいレール」県庁前駅下車。詳しいアクセスの方法は博物館公式サイトから。写真付きで丁寧に紹介されているのでわかりやすい。
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