「きらめきで飾る・螺鈿の優品をあつめて」浦添市美術館で開催
輝く「らでん」の魅力
浦添市美術館では、平成29年1月14日(土)から2月19日(日)まで、平成28年度企画展「きらめきで飾る・螺鈿の優品をあつめて」を開催する。
螺鈿(らでん)とは漆工芸技法のひとつ。夜光貝などの貝殻の内側にある光沢のある部分(真珠層)を文様のように切り出して漆器や木地の表面にはめ込む装飾だ。
九州国立博物館との共同開催
今回の展覧会は九州国立博物館との共同開催。県内外の優れた螺鈿作品90点余りを紹介する。首里城銭蔵から発掘された螺鈿資料が展示されるほか、「さまざまな螺鈿」と題したコーナーでは技法の面白い漆器などが並び、楽しみながら螺鈿の魅力に触れることができる。
ギャラリートーク、螺鈿実演、講演会も
この企画展の関連イベントとして開催されるのが、企画展初日、1月14日(土)午後2時からの九州国立博物館主任研究員・川畑憲子氏によるギャラリートーク。そして翌15日(日)は沖縄県指定無形文化財琉球漆器保持者・前田孝允氏による螺鈿実演とトークだ。また、1月22日(日)の午後2時からは、元関西大学教授の高橋隆博氏による螺鈿展記念講演会「螺鈿の魅力」も行われる。
貝殻の虹色に輝く美しさは古くから人々を魅了し各地で特徴的な漆器が作られてきた。沖縄観光の途中で浦添美術館に立ち寄り、ぜひ伝統の技を堪能してほしい。
(画像は浦添市美術館HPより)
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
旅行を検索する
- 企画ツアー
- 航空券+ホテル