首里城の百人御物参
琉球王朝「ももそおものまいり」
2017年1月21日(土)と22日(日)、首里城公園で開催されるのは百人御物参(ももそおものまいり)だ。ここでは琉球王朝時代祭祀儀式の再現を観覧することができる。
神に祈りをささげる神女(しんじょ)
百人御物参は首里城の祭祀行事で、神女(しんじょ)が首里城とその周辺の聖域「御嶽(うたき)」を巡拝する。御嶽では国王の長寿・子孫繁栄や航海・国土の安全、五穀豊穣が祈願された。神女は琉球の安泰を司る存在だ。
祭祀歌謡の「クェーナ」、首里森御嶽での33回の礼拝、3人の上級神女による祈りの言葉「おたかべ」など、古(いにしえ)の儀式は白装束に身を包んだ神女と王府の役人に扮した男性によって再現される。
百人御物参を観覧するには
首里城正殿前御庭(うなー)での観覧は入館料金が必要になる。そのあと下之御庭(しちゃぬうなー)から男子禁制の京の内へと移動するが、見学者は一緒に移動しながら祭祀を見守る。
百人御物参は1月21日と22日。それぞれ2回ずつ披露される。1回目は12時から13時。2回目は15時から16時。厳かな雰囲気の中、琉球の世に思いを馳せよう。
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