浦添市美術館の漆芸家シリーズ「後間義雄展」
堆錦・沈金・螺鈿技から表現の世界へ
浦添市美術館は、1月24日(火)~2月5日(日)まで、伝統工芸士・後間(こしま)義雄氏とその作品20展余りを紹介する「後間義雄展」を開催する。同美術館は数年前から漆芸家シリーズ展を開いているが、同展は今回で5回目だ。
後間義雄氏は、中学卒業後に、螺鈿職人の叔父が働いていた老舗「紅房」に入社し、漆芸の道に入った。後間氏は「紅房」で10年間、堆錦技法一筋に励んだ後、琉球うるし工芸社でも職人として40年以上勤め、堆錦・沈金・螺鈿の技を習得していった。
伝統的な文様にもさらなる追及を続けている後間氏の作品には、堆錦の玉を連ねた玉文シリーズや沖縄の自然を描いたものが多い。同展では、確かな技によって生み出された後間義雄氏の創作の世界を見ることができる。
開催期間中の1月29日(日)と2月4日(土)には、後間氏によるギャラリートークも行われる。時間は両日ともに11:00~12:00。
「後間義雄展」開催概要
開催日時は、1月24日(火)~2月5日(日)、9:30~17:00(入館は16:30)※但し金曜日は19:00まで(入館は18:30)。休館日は毎週月曜日。観覧料は無料。問い合わせ先は、浦添市美術館、電話番号098-879-3219。
(画像は浦添市美術館ホームページより)
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