【国立劇場おきなわ】海を隔てた恋の物語
琉球の伝統芸能「組踊(くみおどり)」
12月17日(土)に沖縄県浦添市の国立劇場おきなわで組踊「仲村渠真嘉戸(なかんかりまかとぅ)」が上演される。
組踊とは、琉球王国時代から続く琉球の歌舞劇で、伝統芸能である能楽、狂言、歌舞伎、京劇などの影響を受け創作されたと言われる。
中国や日本の故事、琉球の民話を題材に琉球舞踊や琉球古典音楽を基礎として発展し今に伝えられ、2010年にはユネスコ無形文化遺産リストにも登録されている。
今回の演目「仲村渠真嘉戸」は、伊江島の女性、仲村渠真嘉戸と伊平屋島の美男子松金を主人公に展開する恋物語である。
伊江島一番の美人と唄われた真嘉戸は、伊平屋島の松金と恋に落ちるが海を隔て容易に会えない辛さに耐えかね、伊平屋島に移り住む。
松金の家を訪ねることができない真嘉戸は、畳石の上につくった小屋で松金との愛を育むが、伊江島で待つ両親の使者が訪れ、別れの時を迎えるというストーリーだ。
国立劇場おきなわでは初の公演となる今回、立方指導に重要無形文化財保持者である親泊興照、地謡指導には人間国宝西江喜春を迎え、今や人気、実力ともにトップクラスの宮城茂雄、東江裕吉主人公を演じる。
日 時:12月17日 (土)開演:14:00 終演:16:05
場 所:国立劇場おきなわ
住 所:沖縄県浦添市勢理客4-14-1
(画像はプレスリリースより)
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