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沖縄旅行をより楽しく!琉球建築の歴史と特徴

肌寒い季節も終わり、少しずつではありますが、ぽかぽかと心地よい天気になってきましたね。そろそろ休暇は沖縄旅行に行きたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。沖縄旅行を想像して思いを馳せるのも楽しいものですが、旅行に行く前に、沖縄の魅力についての理解を深めることが出来れば、より沖縄旅行を楽しめますよね。そこで欠かせないのが、沖縄の建築やその歴史についての理解です。今回は、琉球建築の歴史や背景、沖縄の街並みの素晴らしさについてご説明します。

なんで沖縄の建物は特徴的なの?

沖縄の建物と言えば、赤い瓦がたくさん並んでいて、玄関にはシーサーがおり、周りは南国の木々で囲まれていると想像する人も多いでしょう。それは琉球建築と言われるもので、沖縄を代表する建築様式です。他の一般的な日本の建築と沖縄の建築はなぜ異なっているのでしょうか?それには、三つほどの理由が考えられます。

歴史的背景

まず、歴史的背景から考えてみます。歴史を遡ると、琉球王国という時代がありました。琉球王国時代には、日本だけでなく、東アジアとの貿易も盛んであったので、様々な面で当時の中国や朝鮮から多大な影響を受けました。その中の一つが琉球建築なのです。伝統的な琉球の民家では、室内は畳を敷き詰めた和室が一般的で、日本の民家に影響を受けていますが、配置においては、風水を強く意識するので、中国からの影響を強く受けていると言えるでしょう。首里城といった宮殿においても南国特有の鮮やかな色彩、中国由来の伝説上の生き物である龍が飾ってあるのも貿易によって影響を受けているのです。他にも例えば、シーサーは沖縄の特徴的な建築物だと思っていませんか?実はそんなことはないんです。日本の神社でみられる狛犬や台湾でみられる風獅爺など、意外と似たような文化は東アジアのいたるところでみられます。シーサーも日本や東アジアの影響を強く受けているのです。こういった類似点について考察してみるのも、観光の醍醐味かも知れませんね。

地理的背景

次に沖縄における地理的要因について考えてみます。沖縄は台風の発達する地域に近く、台風が直撃しやすいので、一年を通して台風に見舞われる機会が多いです。そういった台風によって家が飛んでいってしまっては、安心して暮らせませんよね。なので対策として、屋根を含めなるべく建物が高くならないようにしています。これは建物が高いと風に当たる面積が広くなるので、建物に対するダメージが増えるからです。そして、暴風雨を避けるために家の周りを石垣で囲んでおり、さらにその外側は屋敷林を植えて万全の対策をしています。他にも、沖縄の夏は暑いので、風通しが良くなるように、風の通り道を意識して、家の構造に工夫がされています。また、建物の屋根の方をみてみると至る所で給水タンクが見られます。これは、沖縄では水もすぐ乾燥するので水不足になりやすく、雨水をためておく必要があるからです。まさに、これらは先人からの知恵を受け継いで進化してきた建築と言えるでしょう。

社会的背景

琉球の瓦はかつては灰色のものが主流でした。赤色の瓦の使用は、一般的な琉球庶民には禁止されており、王府などの特別な建築だけの高貴なものとされていました。1889年に瓦葺きが解禁されてから赤色の瓦の瓦葺きが広まりました。沖縄の建物のイメージとして瓦屋根の平屋を想像するかも知れませんが、現代では、あまり多く残っていません。これは戦争によって多くが破壊されてしまい、戦後にアメリカからの文化が伝わり、平屋根コンクリート住宅も増えてきています。最近では、古来由来の伝統的な建築の良さも見直されてきているので、様々な種類の建築を見ることができるでしょう。何気ない沖縄の建物一つ一つに対して、歴史的な背景や社会の変化による影響を受けたことを想像すると、面白いですよね。是非ゆっくり見てみてみることをオススメします。

いかがでしたか?沖縄に旅行に行くなら、海に行きたい!大自然とふれあいたい!と思う方も多いとは思いますし、ショッピングするのも楽しいですが、沖縄には、現地の人々から愛され続けている魅力的な伝統建築が数多くあります。この記事をみて沖縄の伝統建築に興味を持った方は是非とも沖縄の街並みに目を向けて、「この建物はどんな影響、背景で建てられたもの何だろう?」、「これは何のためにあるものなんだろう」と考えてみてはいかがでしょうか?沖縄の旅行の楽しさの中に、意外なところで気付きや感動を与えてくれることでしょう。次回は沖縄に持っていくと便利なものについてご紹介します。沖縄の様々な魅力について知り、充実した旅をお楽しみください。

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