神秘の島、屋久島。屋久島ってどうやって行けばいいの??にお答えします。(交通情報)
いきなりですが、屋久島といって思い浮かべるものは何でしょうか?
縄文杉、白谷雲水峡?それともウミガメの産卵?
人それぞれ思い浮かべるものは異なると思いますが、屋久島と言ったら広大な自然を感じることを目的としている人が多いのではないでしょうか。
今回は、その屋久島への行き方について私の実体験を基に紹介いたします!
目次
1.本州~屋久島へ
1-1. 時間優先!飛行機での行き方
2019.8月現在、本州から屋久島へ直通便が運航しているのは大阪・伊丹空港からのみです。
屋久島空港は滑走路が短いため、大型の飛行機は着陸出来ないなど様々な要因がありそうですね。
伊丹~屋久島間は、直行便利用なら、片道約1時間半で到着します。
鹿児島から船を利用する場合、早くても約5・6時間かかる為、その時間は1/5~1/6とかなり短縮されます。
では、直行便が飛んでいない他の空港を利用する方は5・6時間かけていくしか策はないのでしょうか...。
答えはNo!
早く到着する方法ももちろんあります。それは、『鹿児島経由で飛行機を乗り継ぐ』方法。
その場合は飛行機の乗り継ぎ時間によって異なりますが、早ければ約2時間半ほどで屋久島に到着します。
日本の玄関口『羽田空港』からならどうでしょう。
鹿児島経由の飛行機を利用の場合、早ければ約3時間で到着します。
逆に鹿児島から高速船を利用すると早くても約6時間かかります。この差は歴然!
往復で考えると約6時間も変わります。現地の滞在時間を少しでも長くしたい!でも旅行出来る日数は決まっている...という方におすすめの移動方法です。
1-2. 価格優先!飛行機&フェリーでの行き方
屋久島への飛行機での直行便がないなら、屋久島までどういったらいいの?と疑問に思う方も多いかと思います。
そこで、飛行機とフェリーを使った屋久島への行き方をご紹介します。
①鹿児島空港まで飛行機で行く。
まず、鹿児島空港まで飛行機で行きましょう。
鹿児島空港は、羽田空港などの主要空港に比べ 本数こそ少ないですが、ANA・JAL・スカイマーク・ジェットスターが各地から乗り入れています。
鹿児島空港に到着したら次は、高速船バスターミナルまで移動しなければなりません。
その前に、せっかく鹿児島空港に来たのでちょっと空港内を散策してみることにしました。
鹿児島空港は、3階建てになっており
1階・・・到着ロビー
2階・・・出発ロビー&お土産
3階・・・飲食店 があります。
また、空港の外には、足湯もありました。足湯がある空港は初めてでしたので湯加減だけ確認しました。熱すぎず足湯で入るには適温です。時間に余裕がある方はぜひ足湯で疲れを癒して下さい!!
本題に戻り、鹿児島空港から高速船バスターミナルまでの行き方について紹介します。
鹿児島空港から、屋久島までの高速船が行き来する高速船バスターミナルまではバスで行くか、タクシーで行くかの2択です。
タクシーをご利用の場合は、料金が約11,000円前後掛かります。所要時間は鹿児島空港から高速船バスターミナルまで約1時間掛かります。
今回は、バスを使っての行き方を紹介します。
鹿児島空港に到着したら、預け荷物を取って空港の外に出ます。
空港内にバス乗り場の案内表示もあるので安心してください!!
外に出ると、行先が異なるバス停がいくつかありますが、高速船バスターミナルまで行くバスは2番乗り場です。
2番乗り場の近くには、バスの乗車チケット売り場がありますので、バスに乗る前にチケットを買いましょう。
料金は、大人1,250円です。少々高い気もしますが、バスで行くにはこの料金を払うしかないため、仕方がありません。
鹿児島空港から、高速船バスターミナルまでは約1時間くらいかかります。
交通状況によっては、2時間近くかかることもあるそうです。
そのため自分の乗る高速船の2時間前に鹿児島空港に到着していることをお勧めします。
バス内は、無料wi-fiもありますので、快適に過ごすことが出来ますよ。
多くの方々が、鹿児島中央駅前か天文館でおりますので一緒につられて下りないように注意しましょう。その二つのバス停を過ぎて10分くらいでいよいよ、高速船バスターミナルに到着します。
高速船バスターミナルについたらまず、高速船のチケットを買いましょう。
チケット売り場は、高速船バスターミナルのすぐ目の前にありますので、迷わず辿りつけると思います。
行先、経由は大きく分けて3種類あります。
①高速船バスターミナルから屋久島への直行便。
所要時間:約2時間
②高速船バスターミナルから種子島経由で屋久島行く
所要時間:約2時間半から3時間
③高速船バスターミナルから指宿経由で屋久島へ行く
所要時間:約2時間
事前にチケットを購入している場合は、チケット売り場でチケットを発券してもらうことが出来ます。
屋久島の高速船の発着地は、2つあります。
①宮之浦
港から10分ほど歩くとスーパーがあり屋久島の中では、便利な地域です。
②安房
海と川が繋がっていて、山登り以外に川でアクティビティができるエリアになっています。
チケット購入後、待合所で自分の乗る高速船のアナウンスを待ちます。
出発の約10分前にアナウンスがありました。
高速船乗り場には、行先が記載されたボードが立っているので、行先を確認して船に乗る必要がある場合もありますので注意が必要です。
高速船は全席指定席ですのでチケットに記載の席に座りましょう。大きな荷物や、キャリーケースは1階で預かってもらえます。
なお、チケット購入の際に座席は指定できます。
高速船は1階2階で分かれていますのでお好みで席を選ぶのもいいかもしれません。
船内からの景色は特にきれいなわけではないので、席はどこでもいい感じです。
屋久島までは、高速船で約2時間くらいです。この船旅が終わればいよいよ屋久島に到着です!!
移動の疲れをとるためにも屋久島に行く前にしっかり休憩をとって疲れを取っておきましょう。
2.屋久島内での移動方法
屋久島での移動手段について説明します。
屋久島での基本的な移動手段は大きく分けて3種類あります。
2-1.交通機関について
①バス
バスに関しては約1時間に1本くらいしか走っていないので、屋久島をいろいろ周りたい人には向いていません。宿と高速船乗り場、空港を行き来するだけでしたらバスでも大丈夫かと思います。
帰る日の飛行機や高速船の時間に間に合うバスがあるのかどうか、屋久島に行く前に必ず時刻表を確認することをお勧めします。
②タクシー
屋久島内では、タクシーは基本的に走っていません。
私もタクシーを見かけたのは、屋久島空港とホテルの送迎をしているタクシーのみです。
③レンタカー
私はレンタカーを借りましたが、屋久島を自由に回りたい探索したいなら、レンタカーを利用することを強くお勧めします。
屋久島は周囲約130kmあり意外と広いです。とても、バスやタクシーだけで回ることはできません。また、屋久島は天気がとても不安定で、晴れていたのに1分で台風並みの雨に変わることもありますので、レンタカーが傘代わりにもなるので、大変役立ちます。
屋久島は、飲食店やコンビニエンスストアやスーパーマーケットが少ないので、何か買い物をする際にも役立ちます。
自分の泊まる宿で夕食を取らないのなら、宿の場所によっては歩ける距離にスーパーマーケットがあるかどうか確認する必要があります。
3.飛行機やフェリーが欠航になったら
屋久島は梅雨の時期に入るとかなりの確率で飛行機が欠航か遅延します。
なんと屋久島の方の話では、2019年のゴールデンウィーク中に定刻通り飛行機が飛んだのは2便だけらしいです。
飛行機で、帰る方は当日の天気の確認と自分の乗る飛行機が飛ぶのかどうか随時確認が必要です。
もし、欠航の場合、飛行機の違う時間帯への振り替える事が可能なのか、また飛行機の返金が可能なのかどうか屋久島空港の職員に尋ねるか、航空会社に問い合わせましょう。
旅行会社のパッケージツアーをご利用のお客様は、旅行会社にお問い合わせをすれば、最新の情報お伝えしたりなどアドバイスさせて頂きます♪
自分の乗り継ぐことが出来る高速船の時間を確認して、高速船に乗りましょう。
日によっては、高速船も運休になるそうです。そうなったら、屋久島から出る方法はありませんので、天気が良くなることを祈って、てるてる坊主を作りながら1日過ごすしかありません。
4.【番外編】一人旅の方にお勧めのスポット
食事処:潮騒
屋久島で有名な食事処といえばと島民の方に伺ったところ多くの人が潮騒と答えました。
実際に行ってみると、たくさんの芸能人のサインが飾ってあり、いかにも有名店な感じが出ています。
屋久島の名物は、首折れサバ・トビウオです。今回は首折れサバのお刺身定食を食べました。
東京では、刺身でサバを食べることは珍しくてあまり馴染みがありませんが、新鮮なので身がしまっていてとても美味しいです。臭みなどもほとんどありません。
お土産屋さん:武田屋
とにかく店主のこだわりが強くて、他のお土産屋さんにはない珍しいお土産がたくさんあります。
私のお勧めは、屋久杉の成分が入っているオーガニックな石鹸です。
何がすごいかって、普通の石鹸だったら泡が立ちますが、この石鹸は、泡が立っても手で擦って10秒くらいしたら泡が消えていきます。
化学薬品を一切使っていないので、肌にもとても良いともことです。
好きな人にはたまらないと思います。手を洗った後のキュッキュした感じがたまりません。
体を洗う時にも使えるので、武田屋を訪問する際はぜひ体験してみてください。
一度使ったら、病みつきになると思います。
5.まとめ
屋久島の行き方についてまとめます
・屋久島空港への直行便は、大阪の伊丹空港発のみ(2019.8現在)
・高速船利用なら、鹿児島空港~バスで高速船ターミナルまで行き船で屋久島まで行く
・屋久島での移動手段は、レンタカーが便利
・飛行機が遅延、欠航したときはまず旅行会社に連絡を
・名物は首折れサバ。
・お土産は武田屋で
これだけ抑えていれば、特に不自由なく屋久島へたどり着けます。
家に帰るまでが旅行と小学生のころ先生が言っていましたが、屋久島への旅行は本当に帰るまで気が抜けません。
もし、屋久島から予定通り帰れなくても、旅の思い出の一つとしていい記念にしましょう!!
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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