九州旅行のおすすめプラン!3泊4日で存分に堪能しよう!
比較的まとまった休みが取れたなら、3泊4日の九州旅行プランを計画したいものですね。3泊4日あれば、九州各地を観光することができますが、「主にどのエリアに旅行したいか」ということを事前に考えておくと、より充実した旅となります。3泊4日で各地を回れるおすすめ旅行プランをご紹介します。
画像引用元:写真AC
大分から熊本へ 温泉と自然を巡るゆったり旅
日頃の疲れをリフレッシュする旅にしたいなら、温泉や自然をベースとしたゆったり旅はいかがでしょうか。
はじめに大分空港へと向かい、大分の温泉地を巡りましょう。大分空港から車で50分ほど走ると、温泉の街、別府に到着します。別府の温泉は「別府八湯」と言われており、市内の各所に温泉がありますが、別府駅周辺など、別府市街地にも温泉があります。
別府市内には市が運営する温泉施設がありますが、市営温泉だけに料金が安く、100円で入れる温泉もあります。また、別府は冷麺も有名なので、ランチに冷麺もおすすめです。
別府からは車で約40分の由布院温泉に移動し、大分の温泉をはしごしましょう。由布院温泉は、由布岳のふもとに位置するのどかな温泉地であることが魅力です。のんびりと温泉を楽しみ、宿でゆったりと休みましょう。
2日目は、由布院から車で約2時間、阿蘇へと移動します。阿蘇の見所は草千里ヶ浜や阿蘇中岳です。草千里は、阿蘇の山々のふもとに広大な草原が広がります。開放的な風景に、日頃の疲れも吹き飛ぶことでしょう。
また、草千里ヶ浜から比較的近いところに、阿蘇中岳火口があります。雄大な阿蘇ですが、中岳火口から眺めると、阿蘇の荒々しさを感じることができます。
なお、阿蘇中岳を訪れる場合は、火山情報に注意しましょう。阿蘇を観光したら、阿蘇周辺で1泊しましょう。温泉に宿泊したいなら、阿蘇市内にある内牧温泉を利用すると良いでしょう。
草千里ヶ浜
住所:熊本県阿蘇市
アクセス:阿蘇駅より車で約20分、バスで約35分
阿蘇中岳火口
住所:熊本県阿蘇市
アクセス:阿蘇駅より車で約30分
3日目はパワースポットの街 高千穂へ
3日目は、阿蘇から宮崎県の高千穂へと移動しましょう。阿蘇の内牧温泉から高千穂までは車で約1時間20分です。
高千穂には有名な「高千穂神社」があるほか、雄大な自然を堪能できる「高千穂峡」があります。高千穂峡は最大で高さ100mの峡谷で、水の色と木々の緑色、木々から差し込む光が調和し、幻想的な風景が広がります。
また、高千穂神社では、毎日夜8時から約1時間、「高千穂神楽」が奉納されます。いにしえの時代から伝わる神楽を存分に楽しみましょう。3日目の夜は、高千穂に宿泊します。
4日目は、熊本の南阿蘇村へと向かいます。高千穂からは車で約50分です。
南阿蘇村には、こんこんと水が湧き出る「白川水源」があります。水が湧き出る量は毎分60トン、1日あたり9万トンも湧き出ています。また、透明度が高いことが特徴的で、水が湧き出ているところからは、底にある砂も勢いよく押し上げられている様子がうかがえます。
なお、白川水源から熊本空港は車で約50分です。
高千穂神社
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1037
アクセス:高千穂バスセンターより徒歩15分
高千穂峡
住所:宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井
アクセス:高千穂バスセンターより車で約7分
白川水源
住所:熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2052
アクセス:南阿蘇鉄道阿蘇白川駅より徒歩約15分
九州新幹線で行こう! 福岡・佐賀と鹿児島を堪能
九州を効率的に移動するためには、九州新幹線を利用しましょう。福岡や佐賀など、九州北部を堪能したら、新幹線で一気に鹿児島を目指し、鹿児島を堪能するプランをご紹介します。
1日目の福岡では、天神や中州周辺を散策しましょう。天神にはデパートやファッションビルなど、さまざまな商業施設があり、1日散策していても飽きません。また、福岡の夜と言えば、なんと言っても「屋台」です。
屋台と言えば、ラーメンや焼き鳥などが思い浮かびますが、中には天ぷらやギョウザ、福岡ならではの焼きラーメンなど、屋台によってさまざまなメニューが登場します。隣に座ったお客さんと会話を楽しむのも屋台ならではと言えるでしょう。
1日目は福岡に宿泊し、2日目は佐賀の吉野ヶ里歴史公園を目指します。JR博多駅からJR吉野ヶ里公園駅までは、特急列車と普通列車を乗り継いで、1時間弱です。また、JR吉野ヶ里公園駅から吉野ヶ里歴史公園までは徒歩約15分です。
吉野ヶ里歴史公園には、弥生時代最大規模の集落である「吉野ヶ里遺跡」の様子を見学することができます。広大な敷地の中には当時の建物である「物見櫓」や「竪穴住居」が再現されており、遠い古代に思いを馳せることができることでしょう。
吉野ヶ里遺跡からは、普通列車と新幹線を利用して、鹿児島へと向かいます。所要時間は、2時間10分程度です。夜に鹿児島に到着したら、鹿児島の夜景を楽しみましょう。
鹿児島市交通局では、鹿児島の夜景が楽しめる「夜景コース」というバスを運行しています。鹿児島中央駅発着のバスで、鹿児島市の夜景の名所「城山」へと向かい、城山では15分ほど夜景が楽しめます。
鹿児島市交通局「夜景コース」の時刻は、以下を参照してください。http://www.kotsu-city-kagoshima.jp/
吉野ヶ里歴史公園
住所:佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
アクセス:JR吉野ヶ里公園駅より徒歩約15分
城山展望台
住所:鹿児島市城山町
アクセス:鹿児島中央駅よりバスで約20分
3・4日目は、鹿児島の観光スポット巡り
3日目と4日目は、レンタカーを利用し、鹿児島県内をドライブしながら各地の観光スポットに出かけましょう。
鹿児島市街地から南へ約1時間30分の「開聞岳」へと向かいましょう。開聞岳は円錐形の山であることが特徴的です。平坦な地にそびえており、遠くから見ても堂々とした雰囲気です。
時間があれば登山もしてみたいところですが、雄大な開聞岳をふもとから眺めるのも格別です。
開聞岳を眺めたら、車で約30分の指宿温泉へと向かいましょう。指宿温泉と言えば「砂むし温泉」で有名です。指宿駅近くには、「砂むし会館 砂楽(さらく)」があります。
あおむけになった状態で約50度の砂を顔以外の全身にかけます。砂むし温泉を利用するとたくさん汗をかきますが、体内の奥まで温められ、老廃物が排出されやすくなると言われています。また、夜は指宿温泉でのんびりと過ごしましょう。
4日目は、桜島を目指しましょう。指宿温泉から鹿児島港までは車で約1時間40分、鹿児島港から桜島まではフェリーで約15分です。
桜島に着いたら、火山のミニ博物館と言われる「桜島ビジターセンター」を訪ねてみましょう。桜島の様子が大画面映画で楽しめるほか、桜島に関するさまざまな展示で、桜島について理解を深めることができます。
なお、鹿児島港から鹿児島空港までは、車で約45分です。
砂むし会館「砂楽(さらく)」
住所:鹿児島県指宿市湯の浜5丁目25-18
アクセス:JR指宿駅よりバスで5分、徒歩約20分
桜島ビジターセンター
住所:鹿児島市桜島横山町1722-29
アクセス:桜島港より徒歩10分
3泊4日あれば、九州を存分に楽しむことができます。さまざまな観光スポットを楽しむのも良いですし、一つの観光地に的を絞って、じっくりと観光するのも良いでしょう。まとまった休みが取れたなら、思う存分九州を満喫しましょう。
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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