鹿児島空港から1時間! 奄美大島の大自然を堪能する日帰り島旅
鹿児島と沖縄のほぼ中間に位置する奄美大島は、独自の自然や文化が色濃く残る島として人気の観光地。コバルトブルーの海、広大なマングローブ原生林、魅力的な島グルメを堪能できる奄美大島ですが、鹿児島空港からわずか1時間ほどで行けることは意外と知られていません。ハイシーズンの奄美大島は、飛行機がとりづらい上にホテルも高い! しかし鹿児島からなら、リーズナブルかつ混雑知らずで快適です。
今回は、知る人ぞ知る「鹿児島からの日帰りワザ」で、奄美の魅力を堪能してきました。
目次
■まさに瞬間移動! 鹿児島空港から南国・島国へフライト
鹿児島空港を朝8時に離陸し、奄美大島に到着したのが9時20分。あっという間に到着しました、奄美大島!
まさに瞬間移動。本当にココは亜熱帯気候の島、奄美大島なのでしょうか......。
半信半疑で空港を出るとモワ~ンとした南国特有の気温。「奄美に来たんだなぁ~」と実感し、一気にテンションが上がります(笑)
■空港から15分の奄美十景「あやまる岬」
到着ロビーにある「観光案内所」で、パンフレットやドライブマップをGET。レンタカーの手続きへと向かいます。向かう先は空港から車で約15分のところにある、「あやまる岬」という奄美十景に数えられる景勝地です。
空港から車で5分も走れば周囲はサトウキビ畑。何気ない景色にも感動!
「あやまる岬」についたのは10時ごろ。比較的時間が早いせいか、人も少なくてのんびり~。日が差すと、目の前に広がるコバルトブルーの海がキラキラと光ってキレイ!
岬の先端には展望台があり、向かって左に笠利崎(かさりざき)、正面に太平洋、右に土盛海岸(ともりかいがん)を一望できます。土盛海岸にはマリンスポーツを楽しむ人の姿もちらほらと。
住所:鹿児島県奄美市笠利町大字須野
電話:0997-52-1111(奄美市紬観光課)
■コバルトブルーの美しい土盛海岸
あやまる岬から車で5分ほどにある「土盛海岸」は、奄美旅行ではおさえておきたいスポットのひとつ。
駐車場からわずか数十秒でビーチ! ワクワク、期待が膨らみますね!
ドーーーン!! 目前に奄美ブルーの海が!!!
通称ブルーエンジェルと呼ばれる土盛海岸は、リーフに囲まれた遠浅のコバルトブルーの海岸。波もおだやかで、まるで湖のよう!
トイレやシャワーも完備されており、気軽に海水浴も楽しめます。
あ~も~、そのままドボンしたい!(笑)
付近のマリンショップでは、シュノーケリングやSUPなど、2時間ほどあれば楽しめるマリンアクティビティも充実しているので、日帰りプランに海遊びを加えてみるのもいいですね!(※離岸流が発生しやすい場所もあるとのことなので、周囲の状況には注意しましょう。)
住所:鹿児島県奄美市笠利町土盛
電話:0997-63-1111(笠利町産業振興課)
■奄美の郷土料理「鶏飯」は必食
あやまる岬、土盛海岸で自然を満喫したら、ちょうどお昼の時間になりました。奄美大島と言えば外せないのが「鶏飯(けいはん)」。鹿児島県奄美群島に伝わる郷土料理を味わいます!
土盛海岸から車で約30分。国道58号線沿いにある鶏飯の有名店「ひさ倉」でいただきました。
鶏飯、キターー!!
ボリューム満点! こちらは1,000円、鶏刺つきは1,500円です。
ご飯の上に鶏肉、錦糸卵、椎茸、アサツキ、パパイヤ漬けなどをのせて、自慢の地鶏スープをかけていただきます。
自家養鶏場で放し飼いの地鶏を使ったスープは、しっかりとした味わいがあるのにあっさり。スープと具材とともにいただくご飯は、お茶漬けや雑炊のようにスルスル入っていくので、気がつけばおひつの中は空っぽに......。おそるべし、鶏飯!
住所:鹿児島県大島郡龍郷町屋入511-1
電話:0997-62-2988
営業:11:30~21:00(LO20:30)
定休:なし
http://www4.synapse.ne.jp/hisakura/index.htm
■奄美素材を使った手作りジェラート
デザートは別腹♪ ということで、いずみ農園直営のジェラート店「La Fonte」へGO!「ひさ倉」からは車で約5分の近さです。
奄美大島の塩や黒糖、季節のフルーツや野菜を使ったジェラート(ダブル450円、トリプル570円)が毎日10種登場します。毎日日替わりで2種が入れ替わるのだそう。
この日選んだのは龍郷町(たつごうちょう)産すももソルベ(赤)と真塩マシュ(白)。素材本来の味を大切にした、甘さ控えめの優しい味わいがGOOD! お友だちとシェアしながら全種類制覇したいっ!笑
住所:鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1325-3
電話:0997-62-3935
営業:11:00~17:00、土日祝11:00~18:00
定休:火曜
https://lafonte-amami.dino.vc
■広大なマングローブ原生林に感動
奄美の自然といえば、青い海と亜熱帯気候特有のマングローブ原生林の自然ですよね!
せっかくなので、広大なマングローブ原生林を一望できる展望台やカヌー体験などが楽しめる、「黒潮の森マングローブパーク」に足をのばしてみましょう。
La Fonteから車でおよそ1時間の道のりですが、島のさまざまな風景を感じながらのドライブはあっという間です。マングローブ原生林は国道58号の路側帯からも眺めることができますが、のんびり自然の魅力を満喫するためには「黒潮の森マングローブパーク」への入園がおすすめ!
施設は無料ゾーンと有料ゾーンに分かれており、有料ゾーンではグラウンドゴルフや展望台、マングローブカヌーなどが楽しめます。
マングローブカヌーは、大人から子どもまで楽しめる人気アクティビティです。
水面から見上げるマングローブ原生林はとにかく迫力満点! カヌーで原生林の中をのんびり約1時間のマングローブ探検を楽しんで~!
パーク内には原生林を一望できる展望台もあります。展望台までは舗装された階段を150段。がんばりましょう!
頂上に到着! 見渡す限りのマングローブ原生林がバァ~~~~ン!!
飛行時間わずか1時間あまりで、亜熱帯植物が生い茂るこの別世界感がたまりませんね!
住所:鹿児島県奄美市住用町石原478
電話:0997-56-3355
営業:9:30~18:00
定休:なし
入園料:大人500円、小中学生300円、幼児100円、3歳以下無料
マングローブカヌー:大人2,000円、小・中学生1,800円 幼児無料 ※入園料・ガイド・損害保険付き
http://www.mangrovepark.com
■地元御用達の「ビックⅡ」でお土産調達
奄美の大自然に心癒されたところで、名残惜しいですがそろそろ空港へ向かいましょう......(泣)
車で40分ほど走ったところにある地元民御用達の総合スーパー「ビックⅡ」は、お土産調達に最適! ホームセンターのような雰囲気に一瞬ためらうかもしれませんが、気にせず中へ入りましょう。(笑)
店内には充実の特産品コーナーがあり、奄美大島のあらゆる特産品や調味料、各酒蔵の黒糖焼酎などが揃います。「ビックⅡ」はお土産をGETするには超穴場のおすすめスポットなのです!
今回の戦利品。ばら撒き用のお土産をたくさん買いました♪
自分用のお土産は、奄美の余韻を楽しめる1品に。おうちに帰ってからプシュっとするのが楽しみです!
17時頃このお店を後にし、約30分の場所にある空港へ戻りました。
住所:鹿児島県大島郡龍郷町中勝字奥間前580
電話:0997-55-4100
営業:10:00~20:00
定休:なし
https://www.big2.co.jp/shop/big2
■帰りは19時の便で奄美大島を後に
奄美大島を19時に出て、鹿児島についたのが20時前。鹿児島からの日帰りで、こんなにも奄美大島の大自然を満喫できるとは正直驚きでした。
日帰りでも、美しい海やマングローブパークでゆっくりアクティビティを楽しむ時間もとれます。日頃まとまった休日が取れない方でも、奄美大島なら気軽に南国リゾートのプチトリップが楽しめておすすめ! 春夏秋冬、さまざまな表情をみせる奄美の自然を楽しんでみませんか?
<今回のスケジュール>
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9:20 奄美空港着
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<移動 約15分>
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10:00~11:00 あやまる岬・土盛海岸散策
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<移動 約30分>
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11:30~12:15 昼食「ひさ倉」
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12:20~13:00 「La Fonte」
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<移動 約60分>
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14:00~16:00 マングローブ探検
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<移動 約30分>
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16:30~17:00 ビッグⅡでお買い物
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17:00~17:30 <移動 約30分・レンタカー返却>
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18:00 空港着
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19:00 奄美空港発
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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