気心知れた仲間や恋人、家族と旅行に出かけるのも楽しいですが、一人で気ままに九州の旅に出かけるのも良いでしょう。天草の海や阿蘇の山など、自然豊かな熊本は、一人旅に最適なエリアと言えます。自分のペースで、気ままな旅を楽しみましょう。熊本の一人旅で訪れたい観光スポットをご紹介します。

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熊本城

九州新幹線でJR熊本駅に到着したら、熊本市電に乗って熊本のシンボル「熊本城」を訪ねてみましょう。

熊本城は、戦国時代の武将である加藤清正が現在の熊本城の形を築き上げたと言われています。石垣の上に大天守・小天守などが築かれており、その姿から日本三名城の一つであるとされています。

熊本城は、2016年に発生した熊本地震の影響で、広い範囲で立入禁止となっていますが、熊本城周辺の二の丸広場や加藤神社からは熊本城の天守閣の様子を眺めることができます。

住所：熊本市中央区本丸1−1アクセス：熊本市電「熊本城・市役所前電停」より徒歩3分、熊本交通センターより徒歩5分

白川水源

阿蘇は山並みも雄大ですが、阿蘇の周辺には、こんこんと水が湧き出ることもまた特徴的です。阿蘇の湧き水を訪れるなら、南阿蘇村の白川水源に足を運んでみましょう。

白川水源からは湧き水が勢いよく沸き上がっており、その量は毎分60トンと言われています。また、きれいで透明な水なので、水源の底から砂が沸き上がる様子も見えます。特に、夏に涼を求めに訪れると最高です。

住所：熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2052アクセス：南阿蘇鉄道阿蘇白川駅より徒歩約15分、産交バス「白川水源入口」バス停より徒歩約10分

押戸石の丘

阿蘇の大自然と神秘を堪能したいなら「押戸石の丘」を訪ねてみましょう。

押戸石の丘からは広大な草原が見わたせるほか、遠くには阿蘇山やくじゅう連山も眺めることができます。開放的な気分にひたり、思わず時を忘れることでしょう。

また、押戸石の丘には数々の巨石がありますが、巨石には古代の文字であるシュメール文字が刻まれています。なぜ、押戸石の丘に巨石があるのかは知る由もありませんが、はるか遠い古代に思いを馳せてみるのも良いかもしれません。

住所：熊本県阿蘇郡南小国町中原アクセス：JR阿蘇駅より車で約40分

黒川温泉

九州はもちろん、全国的に有名な温泉地として知られているのが、「黒川温泉」です。

黒川温泉は、温泉街の全体がひなびた雰囲気を有しており、懐かしさが感じられる温泉地です。日帰りで訪れるなら、3か所の旅館の露天風呂に入浴できる「入湯手形」を利用して、ゆったりと温泉を楽しみましょう。

また、時間が許すなら黒川温泉に宿泊し、のんびりとしたひとときを過ごしてみるのも良いでしょう。

住所：熊本県阿蘇郡南小国町満願寺アクセス：大分自動車道日田インターより車で約1時間5分、九重インターより車で約45分、九州自動車道熊本インターより車で約1時間30分

鍋ヶ滝

阿蘇にある神秘的な滝と言えば「鍋ヶ滝」です。鍋ヶ滝は、落差10m、幅20mの滝で、滝の流れは、例えるなら白いカーテンのようです。木々からは木漏れ日が差し込み、滝の流れと木漏れ日、木々の緑が絶妙な光景を生み出します。

また、春になると、期間限定で滝の裏側から滝がライトアップされ、幻想的な光景が広がります。鍋ヶ滝を訪れる際は、歩きやすいスニーカーがおすすめです。

住所：熊本県阿蘇郡小国町黒渕アクセス：大分自動車道日田インターより車で約1時間5分、九重インターより車で約45分、JR阿蘇駅より車で約50分

天草キリシタン館

キリスト教布教の地である天草を訪れたら、天草キリシタン館を訪れてみましょう。

天草キリシタン館では、天草における南蛮文化の伝来やキリスト教の広がりをはじめとして、天草・島原の乱やその後の隠れキリシタンの様子など、天草のキリシタンに関する歴史を理解することができます。

天草キリシタン館は、天草空港から車で15分程度なので、アクセスも良好です。

住所：熊本県天草市船之尾町19-52アクセス：天草空港より車で約15分

鬼海が浦展望所

鬼海が浦展望所は、天草の西海岸に位置するビュースポットで、日本の夕日百選の一つに選ばれています。眼前に広がる海はとても広く、夕方になると、遠くの地平線に夕日がゆっくりと沈んでいく様子を眺めることができます。

鬼海が浦展望所の周辺は、岩場の多い荒々しい海岸線となっており、自然が生み出した造形美を目に焼き付けることができます。

住所：熊本県天草市天草町下田北アクセス：天草空港より車で約50分

大自然を堪能できる熊本は、一人で気ままに旅をするのに最適な地と言えます。多忙な日々や毎日の疲れから自分自身を解き放つために、非日常的な風景を求め、一人旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

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