博多三大祭りの一つ「筥崎宮(はこざきぐう) 放生会(ほうじょうや)」
「筥崎宮 放生会」とは
筥崎宮放生会は「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」お祭りで、毎年9月に行われる千年以上続く最も重要な神事である。
春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠とならび博多三大祭りに数えられている。その起源は「合戦の間多く殺生すよろしく放生会を修すべし」という御神託によるものである。
筥崎宮の歴史
筥崎宮は筥崎八幡宮とも称し、宇佐、石清水両宮とともに日本三大八幡宮に数えられる。御祭神は、応神天皇(第十五代天皇)を主祭神として、神功皇后、玉依姫命がお祀りされている。
創建の時期については諸説あり断定することは困難。古録によれば、平安時代の中頃である延喜21年(西暦921)、醍醐(だいご)天皇が神勅により「敵国降伏」(てきこくこうふく)の宸筆(しんぴつ)を下賜され、この地に壮麗な御社殿を建立し、延長元年(923)筑前大分(だいぶ)宮(穂波宮)より遷座したことになっている。
放生会の様子
放生会では、七日七夜にわたり、様々な神事や数多くの神賑わい行事が執り行われる。
参道では、お化け屋敷や射的、ヨーヨー釣り、新ショウガなど約500軒もの露店が軒を連ね、連日大変な賑わいで、期間中のべ100万人が訪れる。
また2年に一度(西暦の奇数年)行われる御神幸(御神輿行列)では、御下りと御上りに氏子約500名の奉仕により厳粛に齋行される。
交通アクセス
筥崎宮へのアクセスは、公共交通機関では次の通り。
【福岡市営地下鉄】 箱崎宮前駅下車→徒歩3分(1番出口)
【JR鹿児島本線】 箱崎駅下車→徒歩8分
【西鉄バス】 箱崎下車→徒歩3分
【JR九州バス】 箱崎1丁目下車→徒歩2分
車の場合、周辺道路は駐車禁止なので駐車場をご利用いただきたい。駐車場への出入りは国道3号線から。
放生会と年末年始は、交通規制もあり車の交通もより制限されるため、特別駐車場が用意される。
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
旅行を検索する
- 企画ツアー
- 航空券+ホテル