賢く巡る 鹿児島県内移動の心得
どう巡る?鹿児島の旅
二つの半島、そして多くの離島からなる鹿児島。見所が多い分、上手く交通機関を使って少しでもお得に旅を楽しみたいもの。今回は鹿児島に旅行する際、ぜひ利用したいお得情報をご紹介します。
鹿児島へ行くには
鹿児島へは飛行機、新幹線、高速バスの利用となる。東京から鹿児島行きのフェリーは運航はない。
○飛行機利用の場合鹿児島空港からはいわさきバスネットワーク、南国交通株式会社のバスが空港連絡バスとしてアクセス利用できる。空港からまず鹿児島中央駅に向かい、ここから市電やバスで観光に向かうのがおすすめ。空港から鹿児島中央駅までは所要時間は40分程度。
○新幹線利用の場合新大阪駅か博多駅を経由して乗り継ぎが必要だが、観光地移動がJR利用なら便利。
○高速バス本州からの移動でも、九州内からの移動でも、博多駅で乗り継ぐことになる。福岡から鹿児島はJR九州バス株式会社が運行している「桜島号」がおなじみ。ネットで事前予約すればかなり安くチケットが入手できる。
鹿児島から各観光地へ、お得情報
鹿児島観光を楽しむなら、市民の足として知られる市電や市バスがおすすめ。
○市電・市バス・シティービュー一日乗車券鹿児島市内の市電、市バス、カゴシマシティビューに一日中乗り放題の乗車券。スクラッチ式で利用日が好きに設定可能。大人600円で、観光施設の入館料が割引になるパスポート付き。(パスポートは乗車日と翌日2日間有効)
○カゴシマシティビュー鹿児島市内の主な観光スポットを周回しているバス。レトロな路面電車風バスや海とイルカをモチーフにしたバスなど、個性的な車体も楽しめる。
鹿児島中央駅発着で、コースは鹿児島の歴史スポットを巡る「城山・磯コース」、歴史スポットに加え鹿児島湾の魅力にもふれる「ウォーターフロントコース」、夜の鹿児島観光が楽しめる「夜景コース」がある。
夜景コースのみ毎週土曜日運行、ただし8月、12月、1月は毎週金曜日と土曜日運行となる。夜景コース専用の一日乗車券もあり、こちらは大人200円。
○サクラジマアイランドビュー桜島港が発着となる。火口に近い湯平展望所までを循環しており、乗り降り自由。サクラジマアイランドビュー専用の一日乗車券は大人500円。
○キュート市営バス、市電、桜島フェリーすべてを一枚のチケットで利用できる。1日券と2日券とあり、1日券は大人1200円、2日券は大人1800円。入館料の割引など特典付き。
観光バスで薩摩半島を巡ろう
鹿児島交通株式会社が運行する路線バスでも観光地巡りが楽しめる。
○まち巡りバス鹿児島中央駅発着、仙巌園や城山展望所、天文館など鹿児島の主要スポットを巡る。1回の乗車運賃は大人170円だが、4カ所以上回るなら大人500円の一日乗車券がおすすめ。施設割引特典もある。8時台から18時台まで運行しているが、一周の所要時間が約60分なので、乗り降りの際にはバスの時刻に注意が必要。
○のったりおりたりマイプラン(指宿・知覧)砂むし温泉の里や知覧武家屋敷など指宿や知覧の観光地を回るバス。自分の行きたいところで乗り降り可能。1日乗車券と2日乗車券があり、2日乗車券なら別の路線での使用が可能。1日乗車券は大人1100円、2日乗車券は大人2200円。
○のったりおりたりマイプラン(霧島)霧島温泉郷や霧島神話の里公園など霧島の観光スポットを巡る路線バス。乗り降り自由だが、いくつも回るなら1日乗車券大人1100円の利用がおすすめ。
桜島フェリーで観光
桜島と錦江湾を海上から楽しめる「よりみちクルーズ」は約50分。定期航路とは違うコースで桜島の魅力を海から楽しめる。出港時刻は鹿児島港発11時05分の1日1便のみ。大人500円。
海と丘で鹿児島を楽しむ
鹿児島観光はお得で便利な市電とバスを活用するのがおすすめ。観光地は広範囲にわたるので、行きたい場所をしっかり決めてから出掛けたい。
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- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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