九州旅行 ドライブの注意点
九州を回るなら車が便利?
北九州を起点とする九州自動車道をメインに、高速道路が縦断する九州では、バスや電車で移動するよりも車での移動が便利です。しかし自動車で移動する際には、本州とはまた違い注意する点がいくつかあります。そのときになって困ることのないよう、事前に知っておきたい情報をまとめました。
意外と複雑?九州の高速事情
九州でのドライブは、福岡県北九州市から南北に走る九州自動車道を利用し、鳥栖ジャンクションを経由して長崎自動車道、大分自動車道、またえびのジャンクションを利用して宮崎方面へと向かいます。しかし鳥栖ジャンクションからほかの高速道に入る場合、3つの入口と1つの出口があるため、初めてのときには戸惑います。間違えるとUターンができないため、早めにナビで確認するなど注意して車線変更を行いましょう。
帰省ラッシュやイベントに注意
平日や週末などでもそれほど渋滞のない九州の高速道ですが、福岡の太宰府ICでは時間帯によっては渋滞することも多いので、注意が必要です。またセール時期など、ICから近い場所にある鳥栖プレミアムアウトレットでは高速まで渋滞が続くこともあります。さらに花火大会の時期とお盆の帰省が重なる8月に行われる花火大会の影響で渋滞が発生することもあります。
レンタカーで観光をするとき
九州にはレンタカーの店が多く、駅や空港周辺でも気軽にレンタルできるので、ぜひ利用したいものです。しかし各地域で町中を運転する際には注意が必要です。
○福岡、大分、佐賀、熊本
狭い道路や山道が多い、市街地は一方通行に注意
○長崎
路面電車の線路に注意、坂道が多い
○鹿児島、熊本
路面電車の線路に注意
○宮崎
交通量は少なく、道路は広いところが多いが、狭いところもあるので注意
また電気自動車をレンタルする際には、充電できるスポットを事前に調べておきましょう。温泉巡りができる大分は、山に入るとガソリンスタンドがない場合もあります。レンタカーは早めに予約すると割引になるサービスや、旅行のツアーでセットのプランなどもあるのでドライブの予定があるなら検討しておきましょう。
熱中症対策と夏のバッテリー上がりには注意
南国である九州は、夏はかなり気温が上がります。7月8月は猛暑日が続くので、ドライブの際には車の中だからといって安心せず、こまめに水分補給や休憩を取りましょう。最近では道の駅が多くありますので、観光がてらまめに立ち寄るのもおすすめです。またエアコンをつけっぱなしにすることも多いため、バッテリー上がりも起きやすくなります。燃料切れとバッテリー上がりには注意しましょう。
冬場の山道に注意
暖かい印象のある九州ですが、山も多く、平地は晴れていたのに山に入ったら雨や濃霧、また雪といったことも少なくありません。秋の観光でも冬用タイヤの着用や、できればチェーンも事前に用意して雪に対応できるようにしておくのがおすすめです。また山道で起こりやすい濃霧ですが、盆地地帯である熊本県の人吉市や大分県の湯布院なども霧が発生しやすいので、運転に自信がない場合などは無理に運転しないようにしましょう。また山道などでは車の往来が少ないため、ついスピードを出しがちですが、道幅が急に狭くなることもあるので、雨の時にはスリップの危険性も高くなります。知らない道ですから、ナビに頼るだけでなくいつも以上に安全運転で走りたいですね。
レンタルや代行を上手に利用して快適な旅を
道路の整備が行き届いている九州の観光地ですが、自然の多い地域では狭い山道なども多くあります。また市街地では運転に疲れることもありますので、無理をせず代行を利用するなどして、疲れないように旅を楽しみましょう。
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この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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