五島列島・宇久島の10月はお祭りシーズン
宇久島は10月、神社の例大祭が続く
長崎県佐世保市五島列島の最も北に位置する宇久島(うくじま)。10月、宇久島は「おくんち」「しゃぐま棒引き」と伝統行事が続く祭りのシーズンだ。
まず、10月第3土曜・日曜(2016年は16~17日)は「おくんち」(神島神社例大祭)。
大漁満足と五穀豊穣に感謝を示す目的で、当番踊り町が山車や奉納踊り等で祭りを盛り上げる。
10月24日に近い土曜・日曜(2016年は22~23日)は、佐世保市の無形文化財ともなっている「しゃばら棒引き」(宇久島神社例大祭)。
江戸時代の大名行列の様子を表したもので、「下に居れ、下に居れ」の掛け声とともに、しゃぐま棒と言われる毛槍を互いに投げ渡しながら練り歩く古式ゆかしいお祭りだ。
宇久島の魅力とは
宇久島は、約190万年前の噴火によって誕生した玄武岩などの火山岩でできた島。
1187年壇ノ浦の戦いに敗れた平家盛(たいらのいえもり)が、安住を求めて辿りついた地という伝説がある。
島内には家盛公上陸地の船隠しをはじめ、当時を物語る史跡や文化財が数多く残っており、ロマン漂う宇久の歴史めぐりは島内観光の魅力のひとつである。
また、美しい自然に恵まれたこの宇久島には、週末ごとに釣り人たちが訪れ、真っ白な砂浜と真っ青な海は、海水浴場としてもマリンスポーツの場としても人気がある。
(画像はイメージです)
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