香港国際空港徹底ナビ!市内へのアクセスから乗り継ぎ・待ち時間の過ごし方まで
空港は、旅行で一番最初に降り立つわくわくするそんな場所。買い物や食事、遊びなど各空港で、色々な特徴があるのも魅力的です。
アジアには羽田空港を始めて、世界中の人から人気のある空港が複数点在。香港の玄関口「香港国際空港」もそのひとつです。
今回は、そんな香港空港の楽しいところを徹底ナビ!
空港内の設備はもちろん、香港中心部へのアクセス方法も充実です。乗り継ぎに香港空港利用する際も要チェック!
目次
1. 香港国際空港ってどんなところ?
香港の中心地から35kmに位置するランタオ島に、1997年にオープンした「香港国際空港」。香港中心部にもともとあった「啓徳(けいとく/カイタック)空港」が手狭になったため、代わりとして建設された空港です。
2つのターミナルを持ち、ほとんどの搭乗手続きは第1ターミナル(T1)で行います。
第2ターミナル(T2)は1部のLCCチェックインカウンターとして利用されるほか、ショップやレストラン、映画館などがあり、空港の待ち時間を過ごすのに最適な場所。
第1ターミナルと第2ターミナル間は徒歩約5分の通路でつながっており、搭乗ゲートまではスカイトレインが運行しているので、空港内の移動も快適です。
※現在、第2ターミナルは閉鎖中です。(2024年再オープン予定)
2. 香港国際空港のおすすめスポット5選!
香港国際空港は、280以上のショップやレストラン、エンタメが充実した待ち時間に最適なスポット!
一歩踏み入れると香港らしいマルチメディアで写真映えするスポットも有り。
制限エリア外でも楽しめるので入国審査前に忘れずにチェックしよう!
※現在、第2ターミナルは閉鎖中です。(2024年再オープン予定)
2-1.クリスタルエレベーター:T1
香港国際空港第1ターミナル5Fの非制限エリアの真ん中にある「クリスタルエレベーター」。
その名の通り、クリスタルなエレベーターで巨大なスクリーンには香港の魅力をデジタルコンテンツで表現。
同じく5Fの南と北の出口(A・B出口)にある「滝の庭園(ウォーターフォールガーデンズ)」も壁面を滝の水が流れるデジタル今テンスとなっており、小さなお子様から大人まで思わず踏み込みたくエリアとなっています。
2-2.ワンダー・エッグシェル:T1
出国手続きをしたあと制限区域内で遊べる無料のキッズスペース。コンパクトながらも搭乗するまで子どもたちの退屈を埋めてくれるアスレチックジムです。ネットアスレチックや滑り台、トンネルが備えられています。6~12歳のお子様限定でどなたでも楽しめます。国籍を超えて交流できるのも海外空港ならではの体験では!?
2-3.プラザプレミアムラウンジ:T1
香港国際空港内には、多数の空港ラウンジが設置されています。搭乗クラス(ビジネスクラスやファーストクラスなど)や各航空会社や提携会社の会員向けなど、各ラウンジによって利用条件は様々。
プラザプレミアムラウンジは、利用条件などはなく料金を支払えばだれでも利用できるラウンジです。
ラウンジ特有の快適な座席はもちろんのこと、食事・ドリンク、Wi-Fiも完備されています。帰国前に香港で思いっきり遊んで、飛行機搭乗前にゆっくり休憩もよし、シャワーでリフレッシュもよし。
出発ロビー内に複数あるので、利用する搭乗ゲート近くのラウンジを利用するのがオススメです。
2-4.こんなところに博物館?「航空探知館」:T2(閉鎖中)
第2ターミナルの6階(レベル6)にあるのは、入場無料のミニ博物館「航空探知館」。1930年代に活躍した旅客機の模型や、スタッフのパネル写真などが展示されています。
コックピットの模型では操縦シミュレーション体験も可能!
スペース奥の有料展望台や、隣接する映画館もあり、飛行機の待ち時間も飽きることなく過ごせます。
2-5.香港版キッザニア!「ドリームカムトゥルーエデュケーションパーク」:T2(閉鎖中)
第2ターミナルの6階、航空探知館のちょうど真正面に位置するのは、香港版キッザニアとも言われる「ドリームカムトゥルーエデュケーションパーク」。
パイロットやファッションモデル、コックや消防士など約10種類の職業体験ができるほか、2016年には日本でもお馴染み、日清食品の「出前一丁工場」もオープン!
シーフードやチキンフレーバーなど4種類のスープと、かにかまやチーズなど12種類の具材から、自分だけのオリジナルインスタント麺が作れます。
各種職業体験は、平日は16歳・休日は12歳までと年齢制限がありますが、出前一丁工場は大人でも大丈夫!
出前一丁のキャラクター「出前坊や」がプリントされた雑貨やバック、キッチン家電なども販売しているので、ちょっと覗いてみるのもありかも!?
3. 香港国際空港に深夜に到着、さあどうする?
24時間飛行機が発着する香港国際空港ですが、意外にもスターバックスやマクドナルド、コンビニなど一部のお店を除き、ほとんどが夜23時前後に閉店してしまいます。
空港泊をする人もたくさんいますが、ひじ掛けのついた椅子が多いため、横になれるスペースは限られます。座った態勢で寝ても首を痛めないネックピローや、エアコン対策のひざ掛けなどがあると便利です。
4. 香港国際空港には便利な設備も
香港国際空港は、便利な設備がいっぱい!
無料Wi-Fiはもちろん、ケータイ充電スペースや、24時間営業の自動両替機、荷物預かり所もあり、小さなお子様連れのご家族も安心の授乳室やファミリートイレも複数設置されています。
そして、嬉しいのが香港国際空港には、無料で使えるシャワールームが完備!旅行前、旅行後の疲れをリフレッシュしてはいかがでしょうか。
また、喫煙者はフライト前後に気になる喫煙場所。香港は喫煙にとても厳しく決められたスペースでしか喫煙できません。出発ロビー・到着ロビーともに複数箇所に完備されているので必ず喫煙所で吸うようにしましょう。
通路脇には、荷物の重さや大きさを自分で測れる専用機材も設置されています。 荷物の預け入れや、機内への持ち込みの前に利用してみましょう。
※2017年10月には、事前登録不要の顔認証システムも導入され、入国・出国審査がよりスムーズに!
ただし、11歳以下のお子さまや、マスクやフレームの太い眼鏡を着用している場合は自動認証ができないので、有人カウンターをご利用ください。
5. 空港から香港市内中心部へのアクセス方法
香港中心部や香港島への主なアクセス方法は、エアポートエクスプレス「AEL」とタクシー、バスの3通り。
タクシーやバスで移動する場合は、通勤帰宅ラッシュ時など時間帯によって渋滞に巻き込まれることもあるので注意しましょう。
交通費を安く抑えたい場合、移動時間を短縮したい場合など、シーンに合わせてご活用くださいね。(レート:2024年8月現在)
5-1.エアポートエクスプレス(AEL)
エアポートエクスプレス(AEL)は空港と香港主要エリアを時速135kmで結ぶ高速鉄道です。九龍半島の九龍駅まで約22分、香港島の香港駅まで約24分と最短で移動できます。
両駅から主要ホテルへはAEL専用の無料シャトルバスも連絡しているので、大荷物の時も安心です。料金は、九龍駅まで片道HK$105(約2,000円)、香港駅までHK$115(約2,200円)、オクトパスカードで更にオトクな使い方もあります。
■乗り場 T1到着ロビー正面
■営業時間 5:54~24:48 約10分間隔で運行
5-2.タクシー
タクシーはメーター制で、営業エリアごとに赤、青、緑の3色に色分けされています。香港島や、九龍半島へ行くのは赤色のタクシー。青はランタオ島周辺、緑は香港の北に位置する新界エリア行きです。
九龍半島の尖沙咀エリアへは約HK$270~(約5,200円)、香港島の香港駅付近は約HK$350~(約6,700円)、40分~1時間前後で到着します。
荷物の大きさによってHK$5(約100円)が加算されます。
人数が多い場合や重たい荷物の時に便利です。
■乗り場 T1到着ロビー左
■営業時間 24時間
5-3.エアポートバス
空港から香港島や九龍半島へ向けて発着する、24時間運行の格安移動手段です。日中に運行しているA・E系統と、深夜から早朝にかけて運行するN系統で、香港の主要エリアへアクセスできます。料金はHK$30(約600円)~HK$40(約800円)。
事前にチケットを購入するか、IC(オクトパス)カードまたは現金で乗車時に料金を支払います。現金の場合はおつりが出ないので注意しましょう。
■乗り場 T1到着フロアを出てスロープの右へ。
■営業時間 24時間
まとめ
いかがでしたか?
アジアの中でも主要なハブ空港の香港国際空港。24時間空港ということもあって、様々なニーズに応えてくれるサービスがたくさんあります。
現在、第2ターミナルが滑走路と施設の改修工事のため閉鎖されていますが、2024年に再オープン予定。どんなサービスが増えるのか楽しみですね。
香港旅行のついでに、これからさらに進化を遂げる香港国際空港をぜひ散策してみてください♪
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!