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香港パワースポット!風水の国・香港!行くべき大定番の3大開運パワースポットを徹底解説

パワースポットを徹底解説

はじめに

香港は古くから、大きな気の流れ(龍脈)に乗ると幸運がもたらされる、という考え方を大切にしていて、日常生活に取り入れている国。
風水、と言えば合点が行く方が多いでしょう。

大企業の巨大ビルや銀行もこの考え方を取り入れて建設されるほど香港の人々にはなじみ深いものです。
様々な箇所で風水を耳にする香港ですが、今回は、そんな香港の中でも特に人気の高い3つの開運パワースポットをご紹介します。

風水の国・香港!行くべき大定番の3大開運パワースポットを徹底解説

1-1.香港で最も有名なパワースポット!「黄大仙祠」

黄大仙祠

黄大仙祠(ウォンタイシン)は、MTRの「観塘線黄大仙」駅から徒歩約3分の場所にあります。
香港の九龍島(クーロントウ)の中心地である尖沙咀(チムサーチョイ)から電車で約20分、もう1つの島、香港島の中心地である中環(セントラル)から約30分でいくことができます。

黄大仙祠は、年間約300万人もの人々が訪れるという香港最大のお寺で、香港でも大定番のパワースポットです。
お寺へ向かう道すがら、お参りグッズなるお線香(5~10香港ドル)やお供え物などを販売しているお店が軒を連ねています。
本格的なお参りをしたい方は、ここで購入してからお寺へ向かいましょう。
香港のお寺は日本とは異なり、とても鮮やか。
独特の赤と金色に彩られた境内に足を踏み入れると、香港のお寺にやって来たなぁ、という気持ちにさせてくれます。

ご本尊は晋時代の仙人・黄初平と、観世音菩薩、そして孔子。道教、仏教、儒教を習合した、占いと病気を払うのが得意なお寺として信仰を集めています。
参道を進むと、点香区と呼ばれる線香に火を点けるエリアが見えてくるので、購入しておいた線香に火を点け、きちんと両手で持ってお参りしたい祠や本堂に向かいます。
線香を顔の前に掲げ、願い事をしながら3回礼をして線香台にお線香を差すのが作法です。

ちなみに参拝をするときの基本の数は3といわれているので、お線香の数は3本用意しておきましょう。

占いのブース

境内には100以上ともいわれる占いのブースが立ち並んでいます。
お参りが済んだら、筮竹(ぜいちく)占いにチャレンジ。

やり方は簡単。本堂の脇にある社務所で筮竹の入った筒を無料で貸してもらえるので、その筒を線香の煙で清めます。
清め終わったら、空いている場所を見つけて跪き、願い事をしながら筒を振り、出てきた竹棒を持って好きなブースで解説をしてもらいます
日本語OKのブースも多いので言葉がわからなくても安心です。
時間は約10分程度。料金は20~100香港$と幅広いので、事前に確認しておくとスムーズです。

もう一つ黄大仙で有名な占いが、聖杯(センブイ)。
筮竹と同じ場所にあるのですが、三日月形をした二つの木片で占います。
こちらもいたってシンプル。お線香を供えたら跪いて合掌の形にした両手に聖杯を包みこみます。
合掌をおでこに掲げ、目を閉じて自分の名前、生年月日、お願い事を強く念じます。
そして両手に包み込んでいた聖杯を軽く前に放り投げます。
一枚が陽(平らな面)、もう一枚が陰(丸みを帯びた面)と出たら大吉。あなたの願いはうまくいく、という意味です。
二枚とも陽だったら、「笑杯」といって吉。状況はあなた次第、という回答です。
二枚とも陰だったら「怒杯」。凶。神様は認めていないという回答です。
結果がかんばしくなくても、3回まで挑戦できるのであきらめずに挑戦してみてください。

それでも残念な結果だった、という人も大丈夫。
黄大仙には「誠意を尽くした願いは、大したお供え物がなくても必ず応えてくれる」という意味の「有求必応」という言葉があって、一生懸命祈ってくれた人全員に広くご加護を下さる、とっても包容力のある神様なのです。

1-2.個性的な女神様がいっぱい!女性に優しい海運の神様「天后廟」

黄大仙祠

セントラル駅からバスでおよそ30分で到着する香港随一のリゾートビーチ・淺水灣 (レパルスベイ)は、龍脈を通すため大きく穴を開けたビル群が建ち並ぶ風水都市としても有名なエリア。
中でもひときわ華やかな中華寺院が「天后廟(ティンハウミュウ)」です。
天后は海で仕事をする人々を守る女神といわれ、世界中で約4000~5000もの天后廟があるといわれています。
香港にも多くありますが、ここは規模の大きさで必ず名前が挙がる代表的なパワースポット。
この廟の特徴は、祀られている神様が女の神様だけ、という点。そのため、とくに子宝や良縁・恋愛・結婚に霊験あらたかな廟と言われています。

お寺お参り

お寺の中は撫でるとお金に一生困らないといわれる正財神や、一回わたると3日寿命が延びるといわれる長寿橋、コインを投げ入れてうまく入ると出世するといわれる鯉と子供の比鰲魚など、ユニークな神様の像がいっぱいです。
お参りするときは、入口から入って、お願いしたい像の前にお線香を立ててお祈り捧げます。
像を撫でながら願い事をすると、さらに効果UPが期待できるとか。
写真の撮影も可能ですが、境内には一部撮影禁止の場所もあるので、事前に確認を取ることをお忘れなく。

1-3.文武両道の神様が祀られた、香港最古の寺院「文武廟」

文武廟

中環(セントラル)から上環に向けて荷李活道(ハリウッド・ロード)沿いにある「文武廟(マンモウミウ)」は、文学の神様「文昌帝君」と、三国志の英雄「関羽」として知られている武術の神様「関聖帝君」が祀られている、香港でも一番古い寺院です。

町中にひっそりと佇む非常にこじんまりとした廟ですが、熱心に信仰する地元の人々や、学問の願い事をする人々で常に人足が絶えません。観光地化されていない、素朴な香港の姿に触れることができる、香港島でも有名なパワースポットです。
この廟で有名なのが天井から釣り下がる巨大線香。蚊取り線香を円錐型にしたような線香が天井からびっしりと吊り下がる様は圧巻です。
煙とお参りをする人で長くは居られませんが、廟の中にある剣を触ると魔除けになり、筆を触ると学業にご利益があり、さらには商売をする人にもご加護をくださるそうです。

おわりに

今回は、香港を代表する3つのパワースポットをご紹介しました。
どこの国でも共通することですが、お寺巡りでマナーと共に大切なのが感謝の心。
お願いをする前のご挨拶、お願い後の感謝をお忘れなく。
日本から片道約4時間、東京の半分ほどの大きさですが、たくさんのパワースポットがつまった風水都市・香港に足をのばしてみませんか?ユニークでエネルギッシュな神様たちがあなたを出迎えてくれますよ!

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この記事を書いた人

ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!