津軽海峡ロード「青森-函館」航路に新造フェリー就航
「青森-函館」航路に新造船追加就航
津軽海峡フェリー株式会社は、2017年3月11日(土)17:30函館発18便(予定)から津軽海峡ロード「青森-函館」航路にカジュアルクルーズフェリー「ブルーハピネス」を就航させることを発表した。
同船は、現在就航中の「びなす」に代わって投入する新造船だ。総トン数は約8,800トン、全長さ約144mの堂々たる大型フェリーで、583名の乗客とトラック71台または乗用車230台を運ぶことができる。
(画像は津軽海峡フェリー株式会社公式サイトより)
コンセプトと船名
すでに就航している「ブルーマーメイド」、「ブルードルフィン」とは姉妹船で、同社が提唱するコンセプト「カジュアルクルーズ」にもとづき、快適な船室や愛犬との乗船などのサービスが提供される。
カジュアルクルーズとは、「クルーズ(優雅・豪華)」と「フェリー(一般)」の中間に位置づけられる新たなカテゴリーのことだ。
船名は同社のコーポレートカラーであり津軽海峡をイメージする「ブルー」と、幸せの「ハピネス」をあわせたもの。乗客および津軽海峡両岸に住む人々の幸せを願い、津軽海峡エリアに笑顔を届けるフェリーを目指している。
災害時にも活躍
同船は「災害時多目的船」の一面を併せ持っている。ストレッチャーを収納できるエレベーターや救急室はもちろん、陸上への給水・給電設備を備えている。
地震などの災害発生時には、支援物資、自衛隊・警察・消防要員や車輌を輸送することに加えて、海からの救助・救援の要となることが期待されている。
北海道新幹線開業による乗客増加
北海道新幹線開業にあわせて展開された青森県・函館デスティネーションキャンペーンの効果により、函館-青森間のフェリー利用客も対前年比25%増加した。
今回の新造船導入によって、顧客サービスをより向上させ、津軽海峡エリアへさらなる観光客を呼び込みたい考えだ。
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