市民に愛される動物園!様々な動物が住む札幌市円山動物園
北海道には北の地域ならではの動物がたくさん生息しています。そんな北海道では動物園も人気です。動物園と言えば旭川市にある旭川動物園があまりにも有名ですが、札幌にも動物園があります。地元の人だけでなく国内外の観光客が足を運んでいる人気スポットとなっています。
札幌市円山動物園
札幌市中央区に位置する円山公園内にある札幌市円山動物園。入場者数においては旭川動物園に及びませんが、規模の大きさや動物の多さでは北海道内でも有数の動物園です。昭和26年に開園した長い歴史を持つ動物園で、北海道に暮らす動物の他にも国内外の珍しい動物に出会えます。
動物達の様子を覗き見るだけでなく、触れ合い体験や森の散策、動物が食事をする様子を近くで見ることのできる時間など貴重な体験ができる「みんなのドキドキ体験」というイベントが毎日設けられています。日や時間帯によってもメニューが異なるので、色々な体験を楽しめます。
また、夜行性の動物をじっくり見ることのできる夜の動物園や動物の赤ちゃんの命名式、動物園科学の日など随時イベントも開催されています。詳しいイベント情報や日程などは動物園のHPで確認して下さい。
札幌市円山動物園の動物に頻繁に会いたいという人には、年間パスポートの購入がお得です。動物園の年間パスポートがあると、動物園内だけでなく園外においても割引などの恩恵を受けられます。
札幌市円山動物園には様々な動物が生活しています。絵本に出てくるような定番の動物や普段あまり馴染みのない珍しい動物などを生で見ることができます。今回は、札幌市円山動物園で特に人気の動物をピックアップしてご紹介します。
レッサーパンダ
見る人の心をキュンとさせるような愛らしい顔をしたレッサーパンダ。まるでアニメに出てくるキャラクターのような可愛さです。本来はインド北東部や中国、ミャンマーやネパールなどのアジアに生息する夜行性の動物です。
今では世界的に生息数が激減して絶滅が危ぶまれています。後ろ足の2本だけで立つことができ、立ち上がった姿も可愛いと人気です。飼育されているレッサーパンダは10年から20年程生きますが、野生では長くて10年程の寿命だと言われています。
シロクマ
人気のシロクマはホッキョクグマのことで、北極圏に暮らす肉食動物です。札幌市円山動物園では、2018年3月にホッキョクグマ館がリニューアルオープンしてアザラシも一緒に見ることができます。クマが白い毛をなびかせながら泳ぐ様子は圧巻です。
シロクマも絶滅危惧種です。昨今、異常気象による自然災害に多く見舞われる日本でも温暖化の影響は深刻だと言えます。温暖化は本来北極で暮らすシロクマの生態系にも影響を及ぼしています。可愛いと愛でて終わるのではなく、シロクマを通して環境について考える時間を作ってみるのはいかがでしょうか?
札幌市円山動物園では、近年リニューアルが頻繁に行われています。施設が綺麗になって利用しやすい他、動物の本来に近い姿を近距離で見られるような工夫が随所で見られます。平成30年にはゾウ舎の完成が予定されており、近いうちに札幌市円山動物園でゾウも見られるようになるでしょう。
日本各地に動物園はたくさんありますが、札幌市円山動物園だからこそ見られる動物や展示の工夫がされているので何回行っても楽しめます。
動物は種類によって活動時間や活発な時期が異なるので行く時期をずらしたり、行く時間を変えたりすると動物の色々な表情や様子を観察できるでしょう。札幌観光の際にはぜひ札幌市円山動物園も予定に入れてみて下さい。
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