イカラカラ アイヌ刺繍の世界/苫小牧
アイヌの美意識を感じられる工芸品展
独特なアイヌ文化を、服飾という観点からみることができる、平成28年度アイヌ工芸品展「イカラカラ アイヌ刺の世界」が、苫小牧市美術博物館で開催されている。
動物や鮭の皮、植物から採取した繊維を用い、厳しい寒さに耐える服をつくる知恵。そして、周辺民族との交易により手にした木綿や絹を用い、美しい色合いを生み出し、独特な刺文様をほどこす技術と伝統。
「イカラカラ アイヌ刺の世界」では、儀式に用いられた服をはじめ、首飾り、耳飾りなどの装飾品も紹介されている。
9月17日(土)から開催されている工芸品展は、11月3日(木・祝日)まで開催されるが、前期が9月17日(土)から10月10日(月・祝日)まで。一日休みをはさみ、後期が10月12日(水)から11月3日(木・祝日)までとなっている。前期・後期で展示品の入れ替えがある。
刺ワークショップも開催!
開催期間中、イベントも予定されている。アイヌの刺にふれることができる「刺ワークショップ」は10月29日(土)に開催。こちらは定員20名となっているので、希望の方は早目にお申し込みを。
また、10月22日(土)の午後には「古文書講座 『蝦夷日記』をよむ(初~中級者向け)」が、10月10日(月・祝日)、10月16日(日)、10月29日(土)には、学芸員による「ギャラリートーク」も開催される。
服飾からアイヌの文化と歴史を知ることができる展覧会だ。
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