コラム−注目すべき札幌の夏の祭りは!?
札幌で「夏」といえるのはおおむね7月と8月。8月もお盆を過ぎると風に秋を感じるようになり、気がつくともう秋。札幌の夏はあっという間に過ぎ去ってしまいます。短い夏を凝縮して楽しむかのように、札幌の各所では「さっぽろ夏まつり」として様々な催しが繰り広げられます。2019年の開催は7月19日(金)から8月16日(金)まで。
「さっぽろ夏まつり」で開催される注目の催しをご紹介しましょう。いずれも行って(あるいは参加して)楽しめること請け合いのおすすめイベントです。なお、ご紹介する催しの内容は2016年のものです。
福祉協賛さっぽろ大通ビアガーデン
札幌の夏といえばやはりこれ。大通公園が巨大ビアガーデンに変貌します。用意される席数はなんと約13,000。
名称に「福祉協賛」とついているとおり、収益金の一部は、福祉関連事業に役立てられます。
会場の構成は、5丁目はサントリー、6丁目はアサヒ、7丁目はキリン、8丁目はサッポロ、そして10丁目は世界のビール広場、11丁目は札幌ドイツ村と、ビールなら何でもあり。営業時間は、一部の会場を除いて12:00から21:00まで続きます。
アクセス
地下鉄南北線・東西線「大通」駅から徒歩3分
狸まつり
大通りから南に300mほど行くと大通りと平行に「狸小路」と呼ばれる商店街があります。明治初期から続く歴史ある商店街です。現在は、1丁目から7丁目まで東西総延長約900mの通り両側に、飲食店、土産物店など約200軒が並びます。
さっぽろ夏まつり期間中は、狸小路全体が装飾され、狸子供神輿や狸神輿渡御など、祭りならではの催しが行われます。
また、7月最終土曜日の「ナイトバーゲン」では、趣向を凝らした出店や特売品などで大変な盛り上がりを見せます。5丁目にはAIR-G'(エフエム北海道)の特設ブースが設置され、人気DJが狸小路でしか聞くことができないオフエア放送を行います。
アクセス
地下鉄南北線「大通」駅下車、徒歩4分
地下鉄南北線「すすきの」駅下車、徒歩3分
すすきの祭り
狸小路からさらに南に200mほど行くと全国有数の歓楽街「すすきの」です。さっぽろ夏まつり期間中の3日間、「すすきの祭り」が開催されます。すすきののメインストリートが歩行者天国になり、路上に約100軒の屋台が並びます。
一番の見所は初日に行われる「花魁道中」。他にも、勇壮な神輿の宮入やすすきの囃子に連合太鼓、「YOSAKOIソーラン祭り」出場チームによるパフォーマンス、すすきので活躍している現役プロによる「すすきのライブステージ」などが催され、訪れる人を飽きさせません。
アクセス
地下鉄南北線「すすきの」駅下車すぐ
北海盆踊り
北海道を代表する盆踊りとして親しまれている「北海盆踊り」は、1954(昭和29)年の第1回さっぽろ夏まつりから行われています。会場はもちろん大通公園。今では海外からの観光客も増えました。
盆踊りは、子供の部、大人の部の2部構成。子供盆踊りにはお菓子のプレゼントが用意され、抽選で当たると、やぐらに上がって和太鼓を打つ体験もできるのです。また、「仮装コンクール」も人気のイベントで、例年、個性豊かな仮装でまつりの最終日を盛り上げてくれます。
アクセス
地下鉄南北線・東西線「大通」駅から徒歩3分
まとめ
短い夏を楽しみ尽くすかのような札幌の夏イベントの数々。以上ご紹介した行事の他にも、協賛行事として「道新・UHB花火大会」、「さっぽろテレビ塔サマースクエア」など様々なイベントが開催されます。
湿気の少ないカラリとした札幌の夏を、祭りと一緒に楽しみましょう。
※下記掲載情報は2019年の情報となります。
「さっぽろ夏まつり」の詳細は公式ホームページで要チェック!
さっぽろ夏まつり公式ホームページ:http://sapporo-natsu.com(画像はイメージです)
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
旅行を検索する
- 企画ツアー
- 航空券+ホテル