新選組ファン必見!五稜郭を巡ろう
歴史的建造物も見所の北海道
北海道と言えばウニやイクラなどの海の幸、またはさっぽろ雪まつりのようなイベントが有名です。
しかし北海道には、歴史に触れることができる貴重な建物も残されています。特に新撰組ファンにはたまらない観光スポットをご紹介しましょう。
五稜郭について
五稜郭は函館市にあり、今は公園として憩いの場にもなっています。名前の由来は外観が星形五角形をしていたためで、1864年に建てられた後、1872年に解体されるまで政治的な中心地としての働きを担っていました。
五稜郭公園となったのは1914年で、それ以来一般に公開されていますが、1952年には特別史跡に指定されているため、公園としてだけでなく、史跡としても価値のある場所となっています。桜の名所としても知られる五稜郭公園ですが、歴史好きにとってもぜひ立ち寄りたいスポットなのです。
1600本の桜
政治的な中心地だった五稜郭ですが、今は1600本もの桜が植えられ、春には満開の桜を楽しむことができる絶景スポットにもなっています。その美しさは函館公園にも並ぶと言われ、桜の名所となっています。
アクセスもよく、函館駅前から函館バスに乗れば、「五稜郭公園入口」から徒歩10分ほどで到着しますし、五稜郭タワーからもシャトルバスが出ています。
土方歳三が埋葬された?
五稜郭公園には、桜の名所以外にも歴史ファンを惹きつける魅力があります。それは、新選組副長、土方歳三が埋葬されているという伝説です。土方歳三は鬼の副長として恐れられていましたが、最後は狙撃されて亡くなったと言われています。
その後、土方歳三の亡骸が埋葬されたのが五稜郭だという伝説があります。伝説が真実である可能性を示すものに「旧幕府史談会」があり、この中で土方歳三の遺体が五稜郭に埋葬されているといった証言があるそうです。
「旧幕府史談会」の様子が当時の雑誌「旧幕府」に掲載されていることからも、信憑性が高いと言われていますが、土方歳三本人と断定できる遺体は今のところ確認できていないようです。
信憑性が高いながらも確実な証拠がないからこそ、伝説として歴史ファン、新選組ファンにとってたまらないスポットとなっているとも言えるでしょう。
五稜郭タワー
五稜郭の跡地であり桜の名所でもある五稜郭公園の他に、ぜひ立ち寄りたいスポットをもう一つご紹介します。五稜郭タワーは新選組の歴史を感じることのできるスポットですから、歴史好きの人や新選組ファンにとっては函館でぜひ行っておきたいスポットと言えるでしょう
五稜郭タワーへは市電やバスで向かうことができ、函館市電なら「五稜郭公園前駅」から歩いて15分ほど、函館バスなら「中央図書館前」で下車すると到着します。
車で向かう場合には、道央自動車道の国縫ICか、北海道道571号の五稜郭公園線を利用しますが、五稜郭周辺には有料駐車場しかないため注意が必要です。
五稜郭タワーの見所
五稜郭タワーの一階には無料で入れるアトリウムがあり、土方歳三のブロンズ像があります。当時を彷彿とさせる迫力ある姿は、ファンにとってはたまらないでしょう。展望二階にも土方歳三のブロンズ像があり、こちらはフォトスポットにもなっています。
「五稜郭歴史回廊」という展示スペースが設けられています。ここでは、五稜郭の歴史をグラフィックで表した者や、幕末にタイムスリップできるような模型が広がっていて、歴史好き、特に新撰組好きにはたまらないスポットと言えるでしょう。
日本の歴史と桜を楽しめる五稜郭
このように、五稜郭公園は桜の名所としても歴史的にも価値が高く、五稜郭タワーでは新選組の歴史はもちろんのこと、土方歳三に会うこともできます。
新選組の歴史を感じたい人も、景色を楽しみたい人も、どちらも楽しめるスポットと言えるでしょう。
(画像はpixabayより)
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