北海道の中心、道央にはどんな温泉地があるの?
おたる運河や札幌の時計台など人気の観光スポットが点在する北海道・道央。有名な山や湖もあり、自然のエネルギーがみなぎる大地には数多くの温泉が湧いてます。アクティブに動いた後はミネラルいっぱいのお湯に身を沈め、体の芯からリラックス。そんな欲張りな計画を立てられるのも道央観光の魅力です。
各所にある温泉は個性派ぞろい。長い歴史をもつ湯、絶景を楽しむ湯、豊かな泉質が自慢の湯などバラエティ豊かです。この記事では道央を代表する5つの温泉をご紹介。癒やし効果抜群の温泉でリフレッシュ、新しいパワーを充電しに行きましょう。
札幌から日帰りで行ける「定山渓温泉」
「ちょっとお湯につかりたいな」と思いたっときに気軽に行ける「定山渓温泉」。札幌の奥座敷と呼ばれるその温泉街までは札幌中心部から車で1時間もかかりません。簡単な計画を立てたらすぐにでもお出かけできる温泉地です。
支笏洞爺湖国立公園内にある定山渓では春は新緑、秋は紅葉、冬はパウダースノーと四季折々の美しさが望めます。緑豊かな山あいを流れるのは石狩川支流の豊平川です。温泉の源はこの川の上流付近に多く集まっています。湯の温度は60~80度。川のほとりや川底から毎分8,600リットルもの熱い湯が湧き出ています。
湯の性質はナトリウム塩化物泉です。塩分を多く含む泉質は肌にしっとりと馴染み、薄いベールで肌表面を守ります。そのため汗の蒸発を防ぎ、湯から上がった後はいつまでもポカポカ。体の血行促進効果は絶大です。
絶景を楽しむ「洞爺湖温泉」
種類豊富な湯と景色、両方を堪能できるのは「洞爺湖温泉」です。湖のほとりに建ち並ぶ宿泊施設。それぞれの宿では絶景のロケーションを楽しむための工夫がなされています。その工夫の1つが浴室。大きな窓が設置された大浴場や露天風呂が多いのが特徴です。
湯につかりながら洞爺湖や羊蹄山の美観を鑑賞。この上ない贅沢な時間となるでしよう。また時期によって湖上の花火を見ることも可能です。毎年4~10月にかけて行われる「洞爺湖ロングラン花火大会」では、空を彩る花火が楽しめます。
温泉に含まれる成分は多種多様です。ナトリウム・カルシウムなどの有効成分は冷え性や皮膚の乾燥をやわらげます。
バラエティ豊かな湯「ニセコ温泉」
雄大な姿を見せるニセコ連峰や羊蹄山。このエリアには「ニセコ温泉」があります。山々の麓に点在する昆布川温泉、アンヌプリ温泉、五色温泉、東山温泉など。これらを総称して「ニセコ温泉」といいます。
泉質は泉源によって千差万別です。特有の香りと高い効能がある硫黄の湯、塩辛い味をしたナトリウムの湯、角質をとり「美人の湯」ともされる炭酸水素塩泉など様々。ダイナミックな景色と豊富な種類・湯量が自慢の温泉地です。
アクセス抜群の「支笏湖温泉」
新千歳空港から車を走らせること約30分。抜群のアクセスポイントにある「支笏湖温泉」には景色、観光、アクティビティなどお楽しみスポットがたくさん。
海水を多く含む支笏湖は真冬でも凍結することはなく、一年中高い透明度を維持しています。その美しい湖を囲むようにして東に支笏湖温泉、北西に丸駒温泉があります。
支笏湖の湯は「美肌の湯」として有名。旧重曹泉と呼ばれる泉質は角質を落としツルツルのお肌に。湯が肌にしっとりとまとわりつき、まるで美容液の中に身を沈めたかのような肌質に変えてくれます。
季節折々の美観も魅力「北湯沢温泉」
緑豊かな渓谷を流れる川、長流川の川底から湧き出る温泉は「北湯沢温泉」です。川沿いに並ぶホテルや旅館では、たっぷりした熱いお湯と、雄大な渓谷美を堪能できます。春はまぶしい新緑、秋は色とりどりの紅葉、冬には銀世界と、季節折々の色彩が美しい場所です。
山歩きや釣りなど自然との触れ合いを満喫した後は、温泉につかって体を芯からほぐしましょう。泉質はアルカリ性単純泉。刺激が少なく肌の弱い人でも、ゆっくりとつかることのできる湯です。疲れてかたくなった筋肉、冷えて収縮した血管の緊張をときほぐし、湯の中で手足を思いっきり伸ばしてみましょう。
自然の活気に満ちあふれ見どころ満載の道央。魅力ある土地で観光を楽しんだ最後には温泉にもつかり、心身ともにリラックスしてお帰りください。
(画像は写真ACより)
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