広大な草原をドライブ!宗谷丘陵をドライブしよう!
北海道旅行では、レンタカーを借りてドライブするのが人気です。広大な大地を車で走るのは、普段できない体験で気持ちが良いでしょう。今回は、北海道でも特にドライブ旅行におすすめの宗谷丘陵を紹介します。道北の自然豊かな宗谷丘陵をドライブ旅行で楽しんでみてはいかがでしょうか。
道北方面ドライブでおすすめのスポット1.風車郡
広大な北海道の大地をお気に入りの車でドライブするのは、車好きの人ならずとも体験してみたい旅行スタイルです。今回は、道北を宗谷岬までドライブする時のおすすめ観光スポットを紹介します。
まずは、国道232号線を通り、日本海オロロンラインを北上するルートを取ってみましょう。日本海オロロンラインを通ると日本海とサロベツ原野を南北に貫く北海道道106号に出た辺りが観光スポットになります。
オトンルイ風力発電所のウインドファーム
道路と並行して3km以上続く風車郡は、日本とは思えない景色です。広大な原野に最高99mの高さの風車が57基、整然と並んでいる風景は圧倒的なスケールです。
風車以外は、人家や電線などの人工物が少なく、真っ直ぐな道が27kmほど続きます。海の向こうには利尻富士が望め、夕方に通ると利尻島に沈む夕日を見ることもできる人気のドライブコースです。
道北方面ドライブでおすすめのスポット2.宗谷丘陵
国道238号線を宗谷岬方面に向かうと、見えてくるのは宗谷公園です。宗谷公園を過ぎて少し行ったところに北海道道889号線があります。この北海道道889号線は、宗谷丘陵を貫いて通っているため豊かな自然を楽しむことができます。
宗谷丘陵の周氷河地形
宗谷岬の南側に広がる宗谷丘陵は、標高が20~200m程度で、どこまで行ってもなだらかな同じ景色です。鋭い稜線や深い谷のない宗谷丘陵へ行くと、のどかな風景に心が癒されます。
宗谷丘陵は、稜線の地表部全体の土が一斉に流れ落ちたことで、平たんでなだらかな周氷河地形になりました。
これは、今から約1万年前の氷河期最後「ウルム氷河期末期」に起こった現象とされています。宗谷丘陵のなだらかな地形は、はるか昔の氷河期の名残です。宗谷丘陵で地球のエネルギーを感じてみましょう
このような地形は、北海道の至る所に見られましたが、開発などで破壊されて今では、美しい丘陵が見られるのは宗谷丘陵だけです。明治の中頃まで深い森でしたが、相次ぐ山火事で、一面笹に覆われた不思議な景観を楽しめるようになりました。宗谷丘陵は、2004年に北海道遺産に制定されています。
宗谷丘陵の白い道 シェルロード
宗谷丘陵は、丘陵地帯だけでも素晴らしい風景が楽しめますが、少しわき道に入ると未舗装の道に稚内名産の「ホタテの貝殻」を敷いてある道があります。この真っ白な道はシェルロードと呼ばれる観光名所となっています。真っ白な道と緑、空と海の青さは映画の世界に迷い込んだようで旅の忘れられない思い出となるでしょう。ぜひ、シェルロードを探してみてはいかがでしょうか。早朝など観光客の少ない時に、素晴らしい景色を独り占めしてみましょう。
宗谷丘陵で便利な休憩所と注意点
宗谷岬に向かって車を走らせると、撮影スポットに最適なパーキングエリアがあります。このパーキングエリアは、空いていることが多いのでゆっくり雄大な景色を写真に収めることができます。
北海道道889号線を宗谷岬方面に走っていると、タイミングが良ければ宗谷岬牧場で宗谷黒牛の放牧を見ることもできます。宗谷黒牛がのんびりと草を食べている光景は、日本にいることを忘れてしまうでしょう。
また、可愛らしい風車が特徴の宗谷丘陵展望休憩施設があるので、食事やお手洗い休憩もできます。なお、北海道道889号線は冬季通行止めとなるので、冬場にドライブを考えている場合は、事前に確認しておく方が良いでしょう。
雄大な景色の宗谷丘陵を走ろう
広大な大地が広がる北海道。特に道北は雄大で日本ではないような景色を楽しめる人気のドライブコースです。
気ままなドライブで日本最北端の地「宗谷岬」を目指してみてはいかがでしょうか。宗谷岬に行くまでの道には、のどかな風景が楽しめる宗谷丘陵や壮大な風車郡を楽しむことができておすすめです。
(画像は写真ACより)
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