ラベンダーだけじゃない?多彩な花が咲くお花畑!
富良野といえばラベンダー畑。7月の道央エリアは紫色に染まります。でも、ファームの自慢はラベンダーだけではありません。赤や白や黄色の花。カラフルな花の魅力が堪能できるよう工夫された花畑があちこちにたくさん。
カラフルに広がる花畑について、ファームごとの特徴や花の種類、楽しみ方に至るまでご紹介します。
一年中、花がお出迎え「ファーム豊田」
ラベンダーで有名な農園ですが、園内に入れば色とりどりの花々に圧倒されるはず。中には13もの畑やガーデンがあり、季節を問わず一年中、カラフルな花色に満ちています。
6月の上旬から見頃を迎えるのは「春の彩りの畑」。淡いブルーやピンクをしたルピナスやチャイブ、サルビアが涼し気に風に吹かれ、ポップな色合いのポピーも春を喜んでいるようです。
初夏から秋の風が吹くまで長い間、畑に広がる色の波が楽しめるのは「秋の彩りの畑」。黄色のコスモスやマリーゴールド、赤や青のサルビア、ピンクのハマナスの花々が作る畑の上の虹は見事です。
見た目の華やかさに目が行きがちですが、ハマナスは香りも素晴らしい花です。一度鼻を近づけてみてください。バラ科植物特有の甘くうっとりする芳香に魅了されること間違いなしです。
コートを着る季節には、ぜひ温室の「グリーンハウス」へ。ビオラ、ラベンダー、ゼラニウムの可憐な花を見ればホッとして縮こまった背中が温かくなってきます。
暖をとった後は「白樺の森」まで足をのばしてみてはいかがでしょうか。まぶしいほどの白い幹に黄色い葉をつけた白樺の木々。秋のやわらかい光を受けた姿を見れば、こちらの心までフワリと和らぎます。
住所:北海道空知郡中富良野町基線北15号
行く価値あり!展望台からの眺める花の虹
ふらのジャム園内にある「麓郷展望台」。ここにも春から秋にかけて色とりどりの花が咲く畑やガーデンがあり、訪れる人を退屈させません。展望台周辺には、ラベンダーやバーベナ、シャクヤクなどいくつもの花畑が広がります。
カラフルな畑の中でもひと際目を引くのが、花をストライプ上に植栽した「レインボーロード」。オレンジ、赤、青色の花の帯が真っ直ぐにのびる様子は、前から横からと、どの角度から撮影してもきれいな思い出として残るはずです。
また広場には円形の花壇も複数点在しています。こちらには花がカラフルな水紋のように植えつけられ、思わず歓声を上げたくなるような美しさです。畑や花壇の開花は6月を過ぎた頃からスタート。淡い色彩のルピナスから始まり、シャクヤク、ラベンダー、クレオメ。秋が近づくとコスモスやバーベナが花開きます。
花の魅力は、姿・形はもちろんのこと、うっとりする芳香にもあります。一度香っていただきたいのは、コロンとした花弁が可愛らしいシャクヤク。バラの甘さと菊のすっきりとした青さを兼ね備えた香りは、調香師をも夢中にさせるフレグランスです。
またバーベナの香りもおすすめです。柑橘系フルーツを思わせる爽やかで甘い香り。ハーブの一種であるバーベナは、香りを嗅ぐことで、鬱々とした気分をリフレッシュさせる効果も期待できます。
住所:北海道富良野市東麓郷3
足元を流れてゆく花畑「中富良野町営ラベンダー園」
リフトに乗って足元を流れる花の川を眺めてみませんか。ゆらゆらとリフトに揺られ、北星山の山頂に到着するまで約2分。紫のラベンダー、黄色のひまわり、オレンジのマリーゴールドなどの彩り豊かな畑の上を浮遊している気分を味わうことができます。
頂上に降り立った後は、のどかな田園や十勝岳連峰の山々を眺めて、富良野の大自然を満喫できるのも嬉しいです。
住所:北海道空知郡中富良野町宮町1番41号
花畑巡りでは、カメラ撮影も楽しみの1つ。アングルや光の絞り方にこだわってシャッターを切れば、美しい写真が思い出となって残ります。花の楽園「富良野」は景色を切り取りながらの散歩が楽しい場所です。
(画像はphotoACより)
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