北海道を代表する登別温泉がある道央!ほかにはどんな温泉がある?
北海道・道央の人気温泉まとめ
札幌や小樽、日高地方や室蘭・登別などの胆振地方のある道央エリアは、北海道観光の中心部でもあります。2017年に道央エリアを訪れた観光客は半数を超えていて、北海道観光の中心といえる地域です。
また、道央エリアでは2月のさっぽろ雪まつりや1月の終わりから2月のはじめにかけて行われる千歳・支笏湖氷濤(ひょうとう)まつりなど、冬のビッグイベントがあり、たくさんの観光客が極寒の北海道を楽しみに訪れます。
寒い北海道の冬の醍醐味(だいごみ)といえば、あたたかい温泉ですね。
道央エリアを代表する温泉といえば、北海道三大温泉に数えられるほど、観光客に人気の高い登別温泉です。また、同様に北海道三大温泉に数えられ、札幌の奥座敷ともよばれる定山渓(じょうざんけい)温泉も忘れてはならない名泉です。ここでは、道央エリアの人気の高い温泉をご紹介します。
登別温泉
JR札幌駅から特急列車に乗ること1時間半の場所にある登別温泉は、北海道で最も人気の高い温泉です。2017年度も日帰り客・宿泊客合わせておよそ200万人ほどの人が、この地を訪れました。
登別温泉は洞爺湖、支笏湖(しこつこ)、倶多楽湖(くったらこ)にかこまれていて、1日に湧き出る温泉の量は10,000トンと豊富で、泉質も硫黄泉、食塩泉、ラジウム泉、重曹泉・・・と種類も豊富です。そして源泉の多くが地獄谷から湧き出しています。
地獄谷展望台から眺める地獄谷と周辺の風景は、四季によって彩りを変える絶景です。また、全部で13もの日帰り温泉があり、中には朝早くから温泉めぐりを楽しめる施設もあります。冬は、2月上旬の登別温泉湯まつりや3月のカルルス温泉冬まつりなどの祭りが続々と行われます。
定山渓(じょうざんけい)温泉
札幌から車で1時間弱と近郊にある定山渓(じょうざんけい)温泉は、開湯から150年以上が経過した歴史ある温泉です。1923年(大正12年)には小樽新聞によって「北海道三景」に選ばれるほど、観光地として定着してきました。
定山渓温泉の泉質は透明なナトリウム塩化物泉で、貧血や冷え性、切り傷ややけどなどに効果があると言われています。地域の多くの宿泊施設では日帰り温泉も実施していて、日中からのんびりと温泉めぐりを味わうことができますよ。
また、1月の終わりから2月のはじめにかけては雪灯路(ゆきとうろ)が実施されます。キャンドルにつけた火を雪塔まで消さずに運ぶことができると、その願いがかなうと言われています。厳寒の定山渓の夜を、願いごとを書いたキャンドルがにぎやかに照らします。
洞爺湖温泉
2008年には北海道洞爺湖サミットが開催され、全国から注目を集めた洞爺湖ですが、湖の南部にあるのが洞爺湖温泉です。湖畔一帯に、宿泊施設やみやげ物店が並び温泉街をつくっています。
洞爺湖温泉には有珠山噴火記念公園や噴水広場があり、湖周辺の景色を楽しむことができます。また、足湯のための施設があり、散策で冷えた足を癒やすことができます。
洞爺湖温泉の冬の風物詩といえば、2月上旬に開催される洞爺湖温泉冬まつりです。イベントの期間中、毎晩20時30分から約7分にわたって、湖の上を冬の花火が彩ります。期間中は足湯も夜の21時までオープンしていて、厳寒の中、足を温めることができるのです。
ニセコ温泉郷
JR小樽駅から電車で1時間15分(快速エアポートを利用した場合)、洞爺湖の北西に位置するリゾート地がニセコです。冬はスキー、夏はカヌーやラフティングといったアクティビティーが楽しめることでも人気のある場所です。
ニセコ温泉郷とよばれる場所の範囲は広く、日帰り温泉がたくさんあります。泉質が豊富で、施設数も多いため、観光協会では「湯めぐりパス」を販売し、お得に温泉めぐりを楽しめる工夫をしています。
道央エリアで温泉と冬を満喫しよう
新千歳空港からもアクセスしやすい道央エリアにある温泉は、週末だけの旅行や3泊4日など短い旅でも十分に楽しむことができます。また、道央エリアでは冬のイベントが多いため、イベントとあわせて温泉を楽しむことができます。
厳寒の道央エリアで、温泉のあたたかさやこの時期ならではのイベントを楽しんでみませんか。
(画像は写真ACより)
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