小樽土産の定番のガラス製品は北一硝子で手に入れよう!
小樽はガラスの街としても知られており、ガラス製品を取り扱う店が軒を連ねています。美しいガラスは眺めて楽しんでも良いですし、実用的な製品も取り扱われています。
小樽がガラスの街として有名になった理由は小樽の歴史と関係があります。小樽が北のウォール街と称され栄えていた要因の一つは、ニシン漁が好調で小樽が拠点となっていたからです。そのニシン漁を支えた道具の一つがガラス製の浮き玉でした。
今では漁に使われることはなくなりましたが、小樽市内のガラス店など各所でオブジェとして見ることができるでしょう。数あるガラスの店でも特に有名なのが、北一硝子です。
110年以上の歴史を誇る北一硝子
小樽のガラス店の中でも特に有名なのは北一硝子です。前身は明治34年創業の浅原ガラスで、石油ランプや漁業用ブイの製造をしていました。1971年に現在の名称である北一硝子に社名を変更。北一硝子三号館は小樽の歴史が刻まれている建物で、小樽市歴史的建造物に指定されています。
現在ではガラス専門店の他、酒蔵や飲食店など小樽市内を中心に幅広く展開しています。小樽土産を購入するだけでなく観光も兼ねて気になる店舗を訪れてみると良いでしょう。
北一硝子に行こう
北一硝子には幾つもの店舗がありますが、その中でもおすすめなのは北一硝子三号館です。人気観光地である小樽運河からも行きやすいです。建物がレトロで雰囲気が良く、中も設備が充実しています。
北一硝子三号店
三号店では和のフロアや洋のフロア、カントリーフロアなどフロア分けされています。フロアごとのテーマに沿ったガラス製品を楽しむことができます。見ているだけでうっとりするような美しいガラス製品が並んでいます。お気に入りの製品を見つけたら、土産として購入してみてはいかがでしょうか。
三号館に併設するカフェ
北一硝子三号館にはカフェもあります。一番人気なのは「北一ホール」。おすすめの時間帯があり、可能ならば開店時間である朝の8時45分に合わせて行ってみて下さい。北一ホールは石油ランプのみを照明に用いた上品で幻想的な空間が人気ですが、その石油ランプが点灯する瞬間を見学できます。
花園店では体験可能
ガラスの彫刻やトンボ玉アレンジメントなどの体験ができ、且つ自分だけの一品を作れるのが魅力です。初心者でも簡単にでき、小樽の思い出作りに最適です。体験希望の場合は予約をお忘れなく。
人気のガラス工房見学
ガラス製品の製作過程を見学したいという場合は、北一硝子見学工房で見学ができます。小樽で見る美しいガラス製品は、職人が一つ一つ手で丁寧に作り上げているということを実感できるでしょう。同じように見える作品であっても、完全に同じものは一つもありません。
飴状のガラスに息を吹き込むことでガラスを形作るホットワークとバーナーで棒ガラスを溶かすことでガラスを形作るランプワークという二つの工程の見学ができますが、工程の種類によって時間帯や定休日が異なるので、事前に北一硝子のHPで確認してから訪れると良いでしょう。
まとめ
小樽を代表するガラス製品は小樽での楽しい記憶を蘇らせてくれる良い土産となるでしょう。また、インテリアとしても大活躍し、日々の暮らしを華やかにしてくれます。小樽での土産には北一硝子のガラス製品をぜひ候補に入れてみては。(画像は写真ACより)
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- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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