アイヌ文化再発見@二風谷アイヌ文化博物館
アイヌの町、北海道平取町
最近、漫画「ゴールデンカムイ」の影響でアイヌ文化に興味をもつ若者が増えている。
北海道、二風谷(にぶたに)アイヌ文化博物館では、10月に「アイヌ工芸技術の継承に向けたこれからの動き」というタイトルで、4名の講師陣が報告と討論する公開セミナーを開催する。
平成9年、「アイヌ文化の振興並びにアイヌ伝統等に関する知識の普及及び啓発に関する法律」(アイヌ文化振興法)が制定された。
今日までにアイヌ文化の振興を熱心に図り、アイヌ民族に関する正しい理解を広めようと取り組んでいる地域のひとつに北海道の平取(びらとり)町がある。平取町は、札幌市より高速バスで約2時間、苫小牧からはバスで40分ほどの距離にある町。
平取町立二風谷アイヌ文化博物館では、アイヌの人々の暮らし、カムイにまつわる展示、アイヌ民族の技巧と造形美がわかる展示などを公開し、アイヌ文化の紹介を行っている。
アイヌ文化のスペシャリストが集結
今回の公開セミナーに登壇する講師陣は、奈良大学教授の今津節生氏、北海道博物館学芸員の杉山智昭氏、アイヌ工芸師の貝澤守氏、そして二風谷アイヌ文化博物館の長田佳宏氏の4名である。
アイヌ文化を異なる視点でみてきた講師陣がそれぞれの立場から、アイヌ工芸技術の継承に今何が求められているのかについて議論を深める。
公開セミナーは、2016年10月16日(日)13時より開始。先着210名の方が参加でき、参加費は無料。尚、会場は二風谷アイヌ文化博物館ではなく、平取町立沙流川歴史館内レクチャーホールである。
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