約1600年前のなぞ 洞窟に刻まれた「翼が生えた人」
国指定史跡「フゴッペ洞窟」
「フゴッペ洞窟」は北海道余市郡余市町にて、昭和25年(1950年)に発見された約1600年~1300年前(続縄文時代後半)の遺跡。
奥行約5m、高さ約5m、間口約4mの洞窟内壁には人物や動物、船などを象徴したような原始的な模様が彫り刻まれており、続縄文時代後半に彫られたと推測されている。
日本国内で発見されている洞窟壁画やペトログリフは数少なく、大変貴重な資料である。
なぞの刻画「翼が生えた人」
洞窟内壁の刻画には、動物や船などの模様だけではなく「翼が生えた人」や「角が生えた人」が刻まれている。角や翼で仮想した人物でシャーマンを表したものと推測されており、何かしらの宗教的儀礼の場であったと考えられている。
現在の洞窟は建物内部にあり、洞窟内や堆積土層からは発見された土器、骨角器などが展示されている。「フゴッペ洞窟」の刻画と併せて見学が可能だ。
営業時間・交通アクセス公開時間:9:00~16:30
休館日:毎週月曜日、祝日の翌日冬季休館日(12月中旬~4月上旬)
所在地:余市郡余市町栄町87
交通アクセス:余市町栄町 中央バス「フゴッペ洞窟前」下車
1分入場料:有料
(余市町HP 観光ガイドブックより)
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
余市町HP 観光ガイドブック
http://www.town.yoichi.hokkaido.jp/文化庁 国指定文化財等データベース
http://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp文化庁 文化遺産オンライン
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/200866この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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