【新琴似神社】五穀豊穣を祝う秋の神事
その年の恵みに感謝
11月23日(水)北海道札幌市内の新琴似神社で秋の大祭「新嘗祭(にいなめさい)」が行われる。
この行事は、収穫祭にあたるものでその年の五穀豊穣を感謝し翌年の豊作を祈願する神事である。
日本では、古くから秋に収穫を祝う風習があり、飛鳥時代の皇極天皇の代には国家行事としても行われるようになったと伝わっている。
現在は、毎年11月23日に天皇自ら神前に新米を捧げ、その年の収穫を感謝する神事を行うことに倣い、全国の神社でも同日に大祭が斎行される。
またこの日は、明治6年(1873年)に国の祝祭日と定められ、戦後は「勤労感謝の日」と改称され国民の祝日となっている。
鎮座130年。北海道開拓の歴史とともに
新琴似神社は、明治20年(1887年)陸軍屯田兵が開拓使札幌本部に入った際、新琴似の地に神祠を建立したのが始まりで、来年で鎮座130年を迎える。
祭神として天照皇大御神、豊受大神、神武天皇が祀られ、当時から開拓の守護神として入植者からの信仰を集めてきた。
11月の新嘗祭は、9月の秋季大祭とともに重要な神事とされており、当日は多くの氏子や崇敬者達が参拝に訪れる。
新琴似神社「新嘗祭」
斎行日:11月23日(水)
住 所:北海道札幌市北区新琴似八条3丁目1番6号
(画像はイメージです)
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