北海道の三大秘湖って知ってる?
定番スポットだけではもったいない!
雄大な自然のある北海道。釧路湿原や網走の流氷、富良野のラベンダー畑など魅力は尽きない。これらに行ったことのある人は多いのではないか?では北海道の3大秘湖はどうだろうか?今回は必見の北海道3大秘湖を紹介する。
温泉も楽しむことのできる秘湖、オンネトー
北海道3大秘湖、1つ目は日本で2番目に国立公園に指定された阿寒国立公園内にあるオンネトーだ。オンネトーはアイヌ語で「年老いた・大きな湖」。季節や時間、見る角度などにより湖の色が変化することから「五色沼」という別名も持つ。
オンネトー周辺には他にも、国の天然記念物に指定されているオンネトー湯の滝やマリモの生息する阿寒湖、原生林の生い茂る雄阿寒岳など豊かな自然が多く残っている。近くには古くからアイヌの人々に親しまれた歴史ある阿寒湖温泉もあり、ゆっくりと散策の疲れを癒やすことができる。
2016年9月25日には阿寒国立公園オンネトー国設野営場にて「オンネトー物語」が開催される。野外音楽会や農産物の試食、学習会に写真展などイベントが盛りだくさんだ。無料送迎バスも当日運行予定。ぜひこの機会にオンネトーへ行ってみてはどうだろうか?
周囲約1kmの秘湖、東雲湖
次の北海道3大秘湖は東雲湖だ。東雲湖周辺には珍しいナキウサギという小さなウサギが生息している。車で直接行くことはできないため標高800m以上の然別湖まで行き、さらに1時間半程歩いて行く必要がある。
しかりべつ湖ネイチャーセンターにはガイド同行の然別湖をシーカヤックで渡り、東雲湖まで歩く体験コースもある。原生林に囲まれた然別湖を渡り、自然の苔の生い茂る中を歩く非日常的な体験ができる。木々に覆われた然別湖沿いの登山道を歩いて東雲湖へと向かうことも可能だ。
東雲湖周辺は標高が高く、避暑地としてもおすすめだ。然別湖までは帯広駅や最寄り駅のJR新得駅からバスなら無料で行くことができる。
然別湖では1月下旬から3月下旬までの間「しかりべつ湖コタン」が開催される。かまくらのような氷でできた「イグルー」と呼ばれる建物や氷上露天風呂、カクテルなどを氷のグラスで味わうことのできるアイスバーなど真冬の北海道を満喫できるイベントだ。
見ることができない!?オコタンペ湖
最後の北海道3大秘湖は千歳市にある周囲5kmのオコタンペ湖。オコタンペ湖は近隣の恵庭岳の噴火時に川がせき止められたことで誕生した。針葉樹と落葉広葉樹に覆われた豊かな自然の残る湖周辺は国立公園の特別保護地区になっている。
特別保護地区になっているため、オコタンペ湖周辺への立ち入りは禁止されている。さらにオコタンペ湖は現在、オコタンペ湖展望台までの道が封鎖されている。オコタンペ湖の美しい自然を見ることは現在、残念ながら困難な状態だ。
展望台に行くことができた際には、天候や時間によってコバルトブルーやエメラルドグリーンに変化する美しい湖の様子を見ることができる。
定番スポットの次は北海道3大秘湖へ!
北海道への旅行は富良野のラベンダー畑などの定番スポットへ行くのももちろん楽しい。だが、せっかく北海道へ行くならあまり知られていない北海道3大秘湖へ次は行ってみてはどうだろうか?
オコタンペ湖は残念ながら現在見ることは困難だが、オンネトーや東雲湖周辺は豊かな自然が残されていてリフレッシュにも最適だ。
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- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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