味わい深い北海道のお酒!北海道で酒工場巡りはいかが?
北海道のお酒と言えば、ワインやウイスキーが有名ですが、北海道は日本酒がおいしいことでも知られています。道内各地には日本酒の酒蔵があり、酒蔵によっては見学が可能です。
お酒を仕込む様子が見学できるほか、酒造りのための設備や道具を目にすることができます。丹精込めて仕込みが行われている酒蔵の様子をじっくりと見学してみましょう。
画像引用元:写真AC
日本清酒 千歳鶴酒ミュージアム
札幌市にある日本清酒では、北海道有数の銘酒である「千歳鶴」を製造しています。また、日本清酒は、北海道初の酒造りを行ったことでも知られています。
工場見学は、千歳鶴の酒蔵「丹頂蔵」で行われます。千歳蔵は、札幌市南部の山あいを源流とする豊平川の伏流水を使用し、そして、空知地方の米を使用し、仕込みにこだわって造られています。工場を見学すると、千歳鶴の醸造におけるこだわりの様子が感じられます。
工場見学は月曜から金曜までとなっており、10名以上の場合のみ行われます。予約制となっており、当日の受付は行っていません。なお、冬場は仕込みのピークを迎えるため、工場見学を行っていません。
住所:北海道札幌市中央区南3条東5丁目1番地
アクセス:地下鉄東西線 バスセンター前駅9番出口より徒歩5分
高砂酒造
旭川市にある高砂酒造では、天下に二つとないことを意味する「国士無双」という名前の日本酒を製造しています。そのほか、季節限定酒である「春うらら」や「雪のゆりかご」など、さまざまな日本酒を製造しています。
高砂酒造では、米を蒸す過程から貯蔵まで、一連の酒造り工程を見学できるほか、冬期間は、雪氷室搾りを行っているアイスドームも見学できます。
見学時間帯は午前10時と午後3時の2回で、1回10名限定となっています。予約の締め切りは見学3日前までとなっており、先着順となります。
住所:北海道旭川市宮下通17丁目
アクセス:JR旭川駅より徒歩約15分
小林酒造
札幌市から車で約1時間、栗山町には「北の錦」を製造する「小林酒造」があります。創業当初である明治の初期には札幌市で営業していましたが、明治34年に、豊富な水が得られ、広大な土地がある栗山町に移転しました。
栗山町は米どころとしても知られており、小林酒造では北海道産の米を使用して、おいしい酒造りを行っています。
見学では、二番蔵から六番蔵まで見学できるほか、麹室や仕込蔵、板粕と清酒に分ける槽である「ふな場」も見学できます。
工場見学は、10人以上の場合のみ行われます。予約の締め切りは、見学の5日前までとなります。
住所:北海道夕張郡栗山町錦3丁目109番地
アクセス:JR室蘭本線 栗山駅より車で約3分、徒歩約16分
田中酒造
小樽市には、小樽の地酒「宝川」と本みりんを製造する「田中酒造」があります。田中酒造の本店は、JR小樽駅から徒歩約10分の所にありますが、工場見学は、JR南小樽駅から徒歩約10分の「亀甲蔵」で行っています。
本店は、1927年に建てられた歴史ある建物で、昔ながらの雰囲気が感じられる店内となっています。店内では試飲が楽しめるほか、本店だけで販売している本店限定酒があります。
また、亀甲蔵では、「しぼりたて生原酒」をはじめとして、約10種類の日本酒が試飲できます。
亀甲蔵の見学時間は午前9時から午後5時30分までとなっており、所要時間は15分から30分です。見学人数が10人を超える場合、事前予約が必要となりますが、団体見学と見学時間が重なる場合があるため、10人以下の場合であっても事前に予約をしておくと良いでしょう。
田中酒造
本店住所:北海道小樽市色内3丁目2-5
アクセス:JR小樽駅より徒歩約10分
亀甲蔵
住所:北海道小樽市信香町2-2
アクセス:JR南小樽駅より徒歩約10分
酒造りは、水と米、仕込みのこだわりで味が決まりますが、北海道は、良質な水と良質な米が得られることから、酒造りに最適な環境がそろっていると言えます。北海道の酒工場を見学して、こだわりのお酒を味わってみたいですね。
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