行ってみたい!北海道舞台のドラマ・映画 「聖地巡り」
ロケ地として最高、「北海道」を舞台とした作品
最近では、聖地巡りとして自分の好きなドラマや映画の舞台となった街を訪れる旅をする人も多いようですね。
北海道は、ドラマ・映画のロケ地として最高の場所。では、北海道を舞台とした作品をいくつか紹介してみましょう。
映画 「世界から猫が消えたなら」 の函館
まず、1つめは、映画「世界から猫が消えたなら」。原作は川村元気の小説で、若者に人気のある俳優、佐藤健と宮崎あおいの共演で実写映画化されたものです。
主人公の「僕」は、医者から余命わずかと宣告されます。そんな時、「悪魔」があらわれて「お前は明日死ぬ」と言われ、さらに「何か一つだけものを消せば1日だけ寿命を延ばす」と言われるのです。
「電話」、「映画」、「時計」と消えていき、次に「悪魔」は「猫」を消すことを提案します。「猫」は「僕」にとって一緒に過ごしてきたかけがえのないもの。そして、「僕」がとった行動は・・・。
感涙必至の作品「世界から猫が消えたなら」のロケ地となっているのは、北海道の函館が中心だったそうです。
作品の中で「僕」はミナト座という映画館に通います。その映画館は函館市にある「はこだて工芸舎」。普段は函館の工芸家などの作品を展示している場所だそうです。
主人公の佐藤健と、昔の恋人の宮崎あおいが出会うのが函館のカフェ「モストゥリー」。
雨の中のシーンが撮影された場所は「姿見坂」です。
朝ドラ 「マッサン」 の余市郡
2つめに紹介するのは、NHKの朝ドラの「マッサン」。主人公の亀山政春(玉山鉄二)とヒロインの亀山エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が日本で初めてのウイスキー作りに取り組む物語です。
ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝とその英国人妻リタがモデルとなっているそうですね。
マッサンが日本でのウイスキー作りを夢見てスコットランドに留学、エリーと出会います。エリーを連れて日本に戻ったマッサン。エリーの故郷スコットランドに似た北の大地で、2人はウイスキー作りに挑戦するというストーリー。
北海道余市郡にある余市蒸留所はニッカウヰスキーの聖地で、日本のスコットランドとも呼ばれています。作中ではマッサンがウイスキー作りの修行をする場所として使われています。
余市蒸留所はスコットランド風の独特の景観があり、ガイド付きの蒸留所見学も無料で申し込めるそうですよ。
近くにある川橋も見学してみましょう。この橋は、エリーがスコットランドの「別れの歌」の「The Parting Glass」を歌っていた場所です。
また、マッサンはスコットランドでエリーにプロポーズしますが、ロケ地は日本。北海道河東郡にある然別湖だそうです。
名作 「北の国から」 の富良野
3つめ、最後に紹介するのは、何と言ってもあの名作、「北の国から」。1981年に放送されたドラマですね。主役の黒板五郎を演じたのは田中邦衛。富良野のダイナミックな自然を舞台にした作品ですね。ドラマのロケ地はいまでも多く保存されているそうですよ。
まずは「五郎の石の家」。黒板五郎が住んでいる有名な石でできた家です。まだ五郎が住んでいるという設定なので、中に入ることはできないとのことです。
もう一つの有名な家「拾ってきた家」。五郎が廃材を使って建てたこの家は、入館料300円で中まで入ることができます。
また、作品初期のロケ地・麓郷の森は、いまでも映画の撮影などで使われた場所が数多く残っています。
そして、JR根室本線の無人駅・布部駅は、五郎、純、蛍が降り立った駅。「北の国から」ファンであれば、訪れてみたい駅ですね。
作品世界に浸りながら、北海道を旅してみるのはいかがでしょうか。
(画像は「写真AC」より)
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