知床・根室エリアいつ行くのがベスト?知床・根室の季節の魅力とは!
知床と聞くと世界遺産・根室といえばサンマを思い出す方もいるでしょう。
その通り、自然豊かな北海道の中でも「知床」は神秘的な原風景の残る地域、「根室」は多種多様な海の幸が水揚げされる地域でもありますよね。
知床・根室付近には珍しい地名がたくさん並んでいますし、歴史をたどるとアイヌ民族とも関係のある地だそうです。観光などで行く機会がない方であると、何が有名なのかとか何から見に行けばいいか迷うかもしれませんね。
今回はそんな神秘的な雰囲気に包まれている知床・根室の魅力についてご紹介します。
知床・根室はどこにある?
知床・根室は北海道全体から見てみると根室はほぼ東端に位置しており、知床は北東の方角に位置しています。
さらに知床から北西に進むと、斜里に着き、さらに進むと網走に着きます。知床の近くには有名な観光地で言うとウトロ崎灯台や、知床五湖があります。海と陸両方楽しめそうですね。知床自身は島の北東端に位置しているのですごく国後島に近いのです。
また、根室に関しては島の本当に東端に位置しているのですごく歯舞諸島に近いのです。なので北方領土に関係する観光物などもあります。
有名なスポットは?
知床と根室について有名な観光地を紹介していきます。知床については、知床八景が有名ですね。
『知床五湖』
有名なのが知床五湖です。ここは世界遺産にも登録されていますね。
とても静かで自然に囲まれており、水面に浮かぶ原生林の姿がとても綺麗です。
景色を見ていると精神的に休まるようなそんな場所です。自然豊かな知床五湖は動物も姿を現します。
その動物というのもヒグマなのですが、この知床五湖には2つの散歩ルートがあります。一つが高架木道、そしてもう一つが地上遊歩道です。
高架木道で一湖まで歩くのが一番人気です。駐車場からだいたい50~60分で往復できますよ。
後者の地上遊歩道ですが、残念ながらヒグマがでた際には通ることができません。また地上遊歩道は有料ガイドが付かないと歩けません。天気によっても歩きにくくなるので注意が必要です。
〒086-1822 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町
アクセス:釧路空港から車で3時間半
『知床峠』
斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路の頂上、知床連山の尾根筋にあたる標高738mの峠。
ドライブで人気のスポットで、夏の時期に見れる残雪や紅葉など季節ごとに魅力をもっています。ヒグマの生息地としても有名です。
冬場は通行止で、春は雪壁の間を歩くこともできます。
〒099-4100 北海道斜里郡斜里町遠音別村
アクセス:女満別空港から車で約2時間
『フレペの滝』
高さ約100mの断崖から流れる滝。
滝の流れ落ちる姿が涙を流しているように見えることから、「乙女の涙」とも呼ばれています。
知床自然センターから遊歩道を歩いて徒歩約20分ほどで展望台に到着できます。
〒099-4356 北海道斜里郡斜里町遠音別村
アクセス:女満別空港から車で約1時間半
『オシンコシンの滝』
流れが途中から2つに別れた落差約80mの滝。
別名「双美の滝」とも呼ばれており、「日本の滝100選」にも選出されています。
中ほどの位置まで階段を上がっていくことができ、そこからは水しぶきがかかるほどの迫力満点な滝を見ることができます。
〒099-4352 北海道斜里郡斜里町ウトロ高原
アクセス:女満別空港から車で約1時間20分
『プユニ岬』
ウトロから知床自然センターへ向かう途中の上り坂にある絶景と夕陽が見れる人気スポットです。
その美しい景観は世界遺産「知床」の構成遺産に登録されており、知床八景のひとつにもなっています。
冬には流氷シーズンの初めの時期から流氷が流れてくるので、流氷もプユニ岬から見ることもできます。
〒099-4356 北海道斜里郡斜里町
アクセス:女満別空港から車で約1時間半
『夕陽台』
知床の夕日スポット。
知床国設野営場にあり、若い人たちからのデートスポットとしても注目を集めています。
冬季は流氷に反射して黄金色に輝く幻想的な景色を楽しむことも。
ウトロ温泉街からも近いので、宿泊客が散歩のついでに訪れることもあります。
〒099-4351 北海道斜里郡斜里町ウトロ香川
アクセス:女満別空港から車で約1時間半
『天に続く道』
知床ドライブで一度は通りたい全長約18kmの真っすぐな道路。道の先が天に続いてるように見えることが名前の由来となっています。
知床の大自然を楽しみながら走り抜けることができるのでドライブやツーリングにもピッタリのスポット。
〒099-4123 北海道斜里郡斜里町朱円東
アクセス:女満別空港から車で約1時間
『カムイワッカ湯の滝』
ウトロ市街から、334号線を北東に向かって進みます。途中分かれ道で93号線に切り替え、ずっと進んでいくとカムイワッカ湯の滝があります。
天然の温泉が流れる川として有名です。
2023年から落石の影響により、以前のように川の中へ入ること(沢登り)は、できなくなりました。
それに伴い、「新たな体験アクティビティエリア」に変わります!(事前のレクチャーや装備が必要となります)
【利用可能期間】2023年7月1日(土)~10月1日(日)
※ 6月1日(木)より知床五湖より先の林道は開通し、カムイワッカ橋まで行くことは可能ですが、7/1(土)以前に川に入ること(沢登り)はできません。
【利用可能エリア】 「四の滝」まで
※ 昨年までのような「一の滝」上部での規制ラインはなくなります。
〒099-4356 北海道斜里郡斜里町遠音別村
アクセス:知床斜里駅からバスで120分
最寄りバス停から500メートル(徒歩約10分)
では根室をご紹介しましょう。
『納沙布岬』
北海道で一番早い日の出が見れる人気スポット。
年始の初日の出を見るために全国から多くの人が訪れるほど。
歯舞諸島とは3.7km程度しか離れていないので、島を遠くから見ることもできます。
北方領土問題について深く考える機会になるかもしれません。ロシアとの関係も、ここで理解できるものがあるかも。
〒087-0165 北海道根室市納沙布
アクセス:釧路空港より車で約2時間45分
『温根沼』
ここは日本でも有数の湿地です。
春と夏には渡り鳥が羽を休めにくるらしいので、運が良ければその様子が見られるかもしれません。
また、潮干狩りをすることもできるのでちょっとした天然のお土産も持ち帰ることができますね。
時間帯によっては朝日と夕日に染まる湿地の様子を見ることができます。
〒089-3964 北海道足寄郡足寄町茂足寄
アクセス:釧路空港から車で約2時間15分
『風蓮湖』
白鳥の飛来地として有名です。他にも300種ほどの野鳥がやってきます。
近くにはレストランもあるので食事をしながら観光することができますよ。
〒087-0001 北海道根室市(別海町)
アクセス:釧路空港から車で約2時間
『根室はグルメも推したい』
根室は景色もいいですが、グルメも推したいところです。
・根室のサンマ(日本一の漁獲量)
・花咲蟹(獲れるのは根室だけ)
・エスカロップ(B級グルメ)
おすすめの季節は?
おすすめの季節は大体6~10月中に観光されるといいでしょう。それ以外は冬の季節になるので雪が降り積もっていて交通規制をかけられていたり、中々観光スポットを巡ることが困難となります。
特に秋の季節に行くことで、秋鮭を食べることもできます。野生動物が活発に動いている様子を見るのにも夏から秋にいくのをお勧めします。
冬の流氷を見たい方は、【1月下旬~3月下旬】がシーズンになります。流氷が見れるのは天候次第になるので運がよれば見ることができます。
北海道観光は季節を夏と秋に
知床半島には自然植物や野生動物を間近で観察できるスポットがたくさんあります。ただ、野生動物が出現することで危険なのはヒグマが出ることです。
知床五湖だとヒグマが出没した場合は特定のルートは通行禁止になってしまうので、着いてからも掲示板など確認するようにしましょう。
(画像は写真ACより)
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