札幌からアクセス良好!道央エリアのおすすめドライブコース
かつて北海道の観光地といえば、支笏洞爺、大雪山、阿寒、大沼あたりが定番でした。その中で札幌からのアクセスが便利なのが支笏湖・洞爺湖エリアです。できれば泊まりでゆっくり温泉を楽しみたいところですが、日帰りも可能なのでひとっ走り行ってみましょう。
支笏湖
はじめは支笏湖です。透明度の高さで有名な摩周湖に勝るとも劣らない透明度を誇る湖で、日本最北の不凍湖です(全く凍らないわけではないようですが)。支笏湖そのものはすっぽりと千歳市に含まれています。札幌からのルートは3つあります。
ひとつ目は、道央自動車道または国道36号線で恵庭市まで行き、そこから道道117号線・国道453号線で支笏湖に向かうルート。恵庭渓谷、えにわ湖が見どころです。
ふたつ目は、恵庭市からさらに千歳市まで行き、そこから道道16号線・国道453号線で支笏湖に向かうルート。道道16号線は別名「支笏湖スカイロード」と呼ばれています。木々の間をどこまでもほぼ真っすぐな道が続いています。
最後は、札幌から国道453号線を南下して支笏湖に向かうルートです。距離はこのルートが最短です。途中に札幌芸術の森美術館があります。
どのルートも森林の中を走る快適な道路で、ゆったりとドライブを楽しむことができます。
登別温泉
北海道を、というより日本を代表する温泉のひとつといっていいでしょう。温泉人気ランキングでは上位常連です。古くはアイヌが温泉を薬湯として用い、和人には江戸時代から温泉の存在が知られていました。保養地・観光地となったのは明治以降です。
札幌からは国道230号線などで山越えをして行くこともできますが、温泉でゆっくりしたいなら、少々遠回りになりますが、道央自動車道で千歳、苫小牧を通って登別インターまで行くのが便利です。インターからは約6kmで温泉街につきます。
登別温泉の見どころは「のぼりべつクマ牧場」と「登別地獄谷」です。ヒグマの大きさにびっくりします。ちょっと足を伸ばすとほぼ真ん丸の「倶多楽湖(くったらこ)」があります。お子様連れなら、登別インターすぐ近くにテーマパークのような水族館「登別マリンパークニクス」がおすすめです。
洞爺湖
今回ご紹介する中では札幌から最も遠いのが洞爺湖です。まるい湖面の真ん中にひょうたん島のような島が浮かんでいます。
湖を見下ろすホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」で2008年(平成20年)に北海道洞爺湖サミットが開催されました。
札幌からは、道央自動車道で登別インターからさらに進み、室蘭を過ぎて虻田洞爺インターからはすぐ近く(約5km)です。でも相当遠回りになるので、札幌から国道230号線を通って行くルートをおすすめします。中山峠からは羊蹄山が望め、快適なドライブを楽しむことができます。
中山峠の道の駅「望羊中山」では「峠のあげいも」が絶対のおすすめ。洞爺湖畔では「わかさいも本舗」へ行ってみましょう。古くから北海道土産の定番のひとつとして知られている「わかさいも」。芋は全く使っていないのにお芋以上にお芋の味がします。
まとめ
支笏湖も洞爺湖も共に湖をぐるりと一周することができます。一周およそ40~50km。時間に余裕があれば一周りするのも楽しいと思います。さらに余裕があれば名水で有名な京極町の「ふきだし公園や」などもおすすめです。
ご紹介したエリアでは、登別だけでなく、支笏湖にも洞爺湖にも湖畔にはいい温泉があります。せっかくここまで来たのなら、やはり日帰りではなく泊まりでゆっくりすることをおすすめします。(画像は写真ACより)
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