北海道らしい風景を体感するなら!北海道旅行のプロがおすすめする『道東の旅』!
北海道と言えば札幌がやはり有名ですが、今回は温泉などで有名な"道東"エリアに行ってきました。
アイヌで有名な土地「阿寒」や、世界自然遺産登録で人気の「知床」、また冬には流氷を見るためにお客様でにぎわう「網走」、世界的に珍しいモール温泉で有名な「十勝」」ラムサール条約登録湿地の釧路湿原がある「釧路」。
ガイドブックで一度は見たことのある風景や、手つかずの大自然の多く残る「道東エリア」の魅力をたっぷりご紹介したいと思います!
目次
1. 道東ってどんなところ?
道東って北海道のどこのエリアかご存知でしょうか。
道東とは文字通り「北海道の東側」で【知床・網走・十勝・帯広・釧路・根室など】を指します。
では、道東って実際にはどうやってまわったらいいのか?その疑問を解決するため効率よく回る方法をご紹介します!
2. 道東の交通手段とモデルコース
2-1. モデルコース
今回私が実際に道東を回ったモデルコースに沿ってご紹介いたします。
2泊3日定番コースで行ってきました。
モデルコースはこちらです。
羽田空港⇒帯広空港⇒釧路⇒阿寒(宿泊)⇒網走(宿泊)⇒知床⇒女満別空港⇒羽田空港
北海道道東周遊のコースで一番”定番のコース”となります。
今回は出発する日程に釧路空港が手配出来ず帯広空港から入りました!
レンタカーがあれば帯広空港から約2時間の所要時間にて釧路市内まで到着します。
釧路空港の飛行機が満席の場合は女満別空港→帯広空港の順番に考えると良いと思います。
コースとしては最終日のお帰り女満別空港最終便利用で帰着するコースが定番&人気です!
最終日の、お帰りの飛行機までの空き時間に観光出来る箇所も今回の記事の随所でご紹介していますのでお楽しみ下さい。
2-2. レンタカー
私達も利用した『レンタカー利用』の場合の道東の巡り方をご紹介します!
今回8月に行ってきたこともありレンタカーで安心安全でした。
北海道初心者なら特に、”雪が降る前までの時期”をオススメします!
野生動物を見ることも出来ますし、レンタカーでないと行くことが出来ない所なども行くことが出来ます。
公共交通機関は限られるので、できるだけレンタカー利用をオススメします。
ですが1つ注意が有ります。『野生動物とびだし注意!』です。
現地の方のお話では道路で鹿とぶつかって車側大事故になる事もあるとのことでした。
「動物とびだし注意!」の交通標識もありますので、運転には注意して回りましょう!
2-3. バス
冬の北海道・道東は積雪に加え道路も凍っておりレンタカーよりもバス利用の方が圧倒的に多いです。
そのバスとは例年、冬期限定で運行する、道東各地を結ぶバス「ひがし北海道エクスプレスバス」です。
是非冬は、エクスプレスバスを活用して冬のオホーツク海の流氷を見てみてください。
ひがし北海道エクスプレスバスの詳細は下記URLをチェック!様々なコースが出ています。
雪道の運転に慣れていない方もバスを利用すれば楽々安心♪(本数が限られますのでご注意ください)
3. 各エリアのおすすめ観光地・ホテル紹介
3-1. 釧路・阿寒温泉エリア
阿寒は自然に囲まれた場所です。
未来に引き継ぐべき大自然として1934年に国内で2番目に国立公園に指定されました。
釧路市にある阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖を含む範囲になります。
阿寒では特別天然記念物に指定されており、阿寒のお土産屋さんには至るところに『まりも』が発売されています。おうちで飼う事も出来るそうですよ。
湖畔には日本最大のアイヌコタン(集落)があります。
阿寒エリアを訪れる際には、漫画やアニメ「ゴールデンカムイ」でも人気のアイヌ文化を思う存分感じることができます!
主な観光
★カムイルミナ
2019年7月5日よりOPENしました。日没30分後より始まります。
阿寒摩周国立公園内で開催されるナイトウォーク体験型のアクティビティです。
アイヌの神を目指す体験をすることが出来ます。
また、晴れている日には満点の星空をご覧いただけます。
詳しくは下記記事よりご覧ください。
体験談:カムイルミナに参加した翌日の朝国立公園を散歩しましたが雰囲気が違い堪能です。是非ご参加ください。
阿寒湖畔の森は実際、酸素濃度が濃いデータもあるんです!
★ロストカムイ
古式舞踊×現在舞踊×デジタルアートが融合した作品です。
『アイヌとエゾオオカミとの共生』をテーマとした物語です。
詳しくは下記ページよりご確認下さい。
★釧路湿原
釧路湿原国立公園は、北海道東部を流れる釧路川。日本最大級の湿原になります。
春~秋と冬で見える景色が違うので是非2回行ってみてください。
季節によっては、JR釧路湿原ノロッコ号やSL冬の湿原号も運行されています。
【釧路・阿寒エリアのおすすめのホテル】
釧路プリンス
夏の暑い時期には避暑地として1か月程滞在をするお客様がいらっしゃるこちらのホテル。
リゾートホテルなのでホテルの中だけで完結出来てしまいます。
お部屋のイメージとお部屋からの景観のイメージ
すごくきれいですよね。お部屋によっては河が見えることもあります。
外国船等も就航することがあるみたいなので船マニアの方にもおすすめです。
また、お部屋にはご宿泊する人数に合わせて折鶴が置かれています。
おくつろぎくださいと言ういみをこめてとのことでした。
真心を感じることが出来ますね。
ホテルWBF釧路
釧路市の中心部繁華街に隣接し、JR釧路駅からも徒歩圏内です。
ホテルのロビーは洋風な雰囲気です。
なんと『バスソルト』が置いてあります。
世界のバスソルトとのことでした。
お部屋でのくつろぎの時間に最高ですよね!また、本棚もあり小説・漫画・雑誌等が有りました。
共有スペースで読書するもよし、お部屋に持って行って読むもよしです。
2019年5月に全面改装リニューアルされておりお部屋もすごくきれいです。
釧路方面での観光をメインに考えている方は是非利用してみてください!
あかん遊久の里鶴雅
今回は私はこちらに宿泊しました。
1日目の旅の休み処に優雅なひと時をお過ごしいただけます。
また、こちらにご宿泊すると先程ご紹介した『カムイルミナ』にも徒歩で行ける距離にあります。歩いて15分くらいの距離です。
こちらの宿には1Fと8Fに大浴場があり、男女入替で居ながらに湯巡りが楽しめます。
中でも8F大浴場の露天風呂からは阿寒湖の雄大な景色が一望できます。
2022年12月には世界初となるペアガラスによる「ドーム型展望サウナ」が誕生しました。サウナーにもオススメ♪
・夕食会場
和食・中華・イタリアンが並ぶ「美味百選」バイキングが人気です。
レストラン天河にはワインセラーもあり優雅な雰囲気が味わえます。
3-2. 網走エリア
世界自然遺産にも登録されている知床や阿寒摩周、大雪山の3つの国立公園に囲まれた、網走国定公園の中心に位置しています。
北海道道東のメイン箇所といっても過言ではありません。
冬にはオホーツク海の流氷をキレイにみることが出来るエリアとして有名です。
冬の流氷が見られる時期には大変混雑します。
お早目にご予約することをお勧めします!
主な観光
オホーツク流氷館
2023年1月に展示室がリニューアルオープン!
流氷とオホーツク海の生き物をテーマとした観光施設です。
流氷の下をテーマにスタッフの生ガイドを聞きながら楽しめます。
無料の展望台からは一面に広がるオホーツク海、網走湖、能取湖等知床連山の大パノラマ♪
塩が隠し味の「流氷ソフト」は行列のできる人気商品ですので、お見逃しなく。(本当に美味しいです!)
網走監獄
博物館網走監獄は、北海道道東のメイン網走市と深く関わりを持っていた網走刑務所旧建造物を保存公開する野外歴史博物館です。
これが実際に利用されていた、監獄です。
圧倒されました。刑務所での生活体験ができる貴重な場所です。
とっておき情報としては、『ゴールデンカムイ』と言う漫画を読んでから行くとより面白いです。ゴールデンカムイの世界を満喫できます!
レストランでは「監獄食」も食べられるので体験してみるのもいいかも。
網走に訪れた際には是非参加してみてはいかがでしょうか。
網走おーろら号
網走は、北緯44度に有り、オホーツク海岸は海が凍る南限です。
極寒のアムール河より、おりてきて流氷となります。
こちらを流氷観光砕氷船『おーろら』にのって堪能します。
まだこちらは行ったことないですが、2月3月の流氷の時期には是非行ってみたいです。
大型船1艘と小型船1艘があり、バスツアーでも人気なので日によっては予約が取れなくなることも。
近くには、観光案内所もありこのようなパンフレットも置いてあったりお土産屋さんが立ち並んでいます。
【網走エリアのおすすめのホテル】
北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート
今回私が、宿泊したホテルはこちらです。
網走湖を望む丘に建つ「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」はオホーツク文化を基調としたアートデザインで、現代と古(いにしえ)の調和した空間。
夕食バイキングの自分で作るピザなど創作メニューは必食ですよ。敷地内にグランピング施設も建設予定で、アクティビティも充実しています。
3-3. 知床エリア
知床半島は、雪が道東でもっとも多い場所として知られています。
また、2005年には世界自然遺産にも選ばれています。大自然を一気に体感できるスポットとしても有名です。
いろんなレジャースポットがあるので是非訪れてみてください。
主な観光
知床観光船おーろら号(カワイワッカの滝航路)
こちらは、流氷のおーろら号と同じ船に乗船します。
春~秋の限定です!レアキャラ!
コースは2つです。
カムイワッカの滝航路(90分コース)、秘境知床岬航路(3時間45分コース)、ルシャ航路の3コースです。
今回私はカムイワッカの滝航路に乗船しました。
あいにくの天気だったので、波が高いとのことで90分コースが45分になってしまいました。残念です。
こんな岩を見ることが出来ます。
私は、カムイワッカの滝まで辿りつくことが出来ませんでしたが、次は絶対見たいです。
おーろら3は小型船ですが、厳しい安全基準で運行されているので、安心です。
https://www.ms-aurora.com/shiretoko/
【知床エリアのおすすめのホテル】
知床ウトロ温泉には4つの大型ホテルがあり、それぞれ特徴があります。
下記でご紹介する北こぶし、KIKI知床は『北こぶしグループ』になります。
それでは順番にご紹介します。
北こぶし知床ホテル&リゾート
2023年よりオールインクルーシブに生まれ変わった唯一海沿いに建つリゾートホテル。
お飲み物を含め基本の宿泊料金に含まれています(一部除外有)。
サウナも人気で日帰り入浴ならぬ日帰りサウナも大人気。
KIKI知床ナチュラルリゾート
ロビーの各所にはこのようにくつろぎスペースもあり大変好評とのことです。
2023年1月に大浴場がリニューアルオープン♪
森林にいるような開放的な温泉が楽しめ、サウナ施設も新設され、寝て入るサウナは是非体験を。
大型キッズスペース「あそびの森」もあるので、ファミリーで楽しめます♪
知床第一ホテル
知床1!ご家族に人気のリゾートホテルです。
高台に建つ人気のリゾートホテルです。観光経済新聞社「5つ星の宿」の常連で、至然館・東館・西館と様々な部屋タイプが選べます。
リニューアルした東館の洋室はリモートワークにもオススメ♪
人気のバイキングは「朝食マルスコイ」「夕食マルスコイ」と会場を変えるこだわりぶり。
夕食は和洋中のライブキッチン型、朝食は自分で作るハンバーガーなど元気になれるラインナップです。
4. おまけ
知床エリアから女満別空港の間で行くことが出来る道東観光スポットをご紹介します。
オシンコシンの滝
チャラセイナ川の河口付近にある滝です。
『日本の滝100選』にも選ばれました。
また、途中、水流が2つに分かれている事から別名『双美の滝』とも呼ばれています。
今回私は、下からのみ滝を見ましたが、実際には滝の上に展望台があり『オホーツク海』と『知床連山』を遠望することが出来ます。
冬の流氷の季節には白い海原が見れるとのことなので是非皆さんも道東エリアに来たら行ってみてください!
場所はこちら
能取岬
まずは場所から確認しましょう!↓
道東の中でもレンタカーがないといけない場所です。
レンタカーを借りて旅行に行かれる方は是非行ってみてください。
こちらも帰りの女満別空港に向かう途中に立ち寄れるポイントです。
ここでは運が良ければ向かう途中野生の動物たちにもめぐりあうことが出来ます!
ちなみに嵐のCMの撮影でも有名です!嵐ファンのみなさん!必見ですよ!
オホーツク海に突き出た岬で突端には灯台がありますので天気が良ければかなりの絶景を拝めるはずです!
知床 天に続く道
約18キロの直線ルート(国道334号・244号泉/斜里国道)道の先が【天】につながっているようにみえることから、この愛称が付けられています。
今はやりの『インスタ映え』スポットです。道東エリアにもインスタスポットはあるんです。
夕陽が沈む頃狙うとキレイに取れます。
いかがでしたでしょうか?
是非皆さんも道東に行ってみてください。
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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