道北までの移動はやっぱり飛行機が便利!道北の空港はどこにある?
道北には、「旭川空港」「稚内空港」「利尻空港」と3ヶ所の空港があります。道北方面でも旅行先によってうまく空港を使い分けると、限られた日程でも有効に時間を使うことができます。今回は、道北の空港と発着便、利便性について紹介します。
道北の空港は?
道北にある空港への交通アクセスや空港施設、基本情報などについて紹介します。
旭川空港
道北の玄関口と言われている旭川空港は、旭川市の南東にあります。ターミナル内は、1階に出発カウンターと到着ロビー、2階が出発ロビーと手荷物検査場、土産物店、3階が飲食店と展望デッキです。2018年11月には、国際線ターミナルが開場しました。
北海道の空港で一番の問題は、雪で飛行機の離陸や到着が不可能になることですが、旭川空港では、万全の除雪態勢を整え就航率99.5%を誇っています。北海道の他空港が閉鎖されても「ワックスウィングス」と呼ばれる除雪チームが活躍して、旭川空港だけが稼働していたことあります。
また、自家発電の設備があるため、2018年9月の北海道胆振東部地震で多くの地域が停電した時も欠航便を出すことはありませんでした。
他にも、本州でほとんど見かけることのない「ミルクバターラーメン」やオホーツク海側の興部町で生産された牛乳を使ったソフトクリームなど、ご当地の味が楽しめます。
【旭川空港基本情報】
所在地:北海道上川郡東神楽町東2線16号98番地
電話番号:0166-83-3939(旭川空港ビル株式会社)
アクセス:JR旭川駅前よりバスで約35分、旭山動物園より直行バス約35分、旭岳温泉より約50分、JR富良野駅よりバスで約1時間
稚内空港
稚内空港は、1960年に北海道初の第2種空港として最北の地に開港しました。最北の地と札幌を結ぶ稚内空港は、1987年に待望の東京路線が就航して多くの観光客を迎えるようになりました。
ターミナルは、1階に空港会社カウンターと到着ロビー、2階には、土産物店やレストラン、出発ロビーがあります。3階は屋外の展望デッキ、4階が屋内展望室となっています。
空港唯一のレストランでは、地元で獲れたオオナゴを使った1日限定30食の「おおなご蒲焼丼」など稚内、宗谷の名物グルメを楽しめます。また、土産物店も地域限定商品を取り扱っているので、お土産を買い忘れた時も安心です。
【稚内空港基本情報】
所在地:北海道稚内市大字声問村字声問6774
電話番号:0162-27-2111(稚内空港株式会社)
アクセス:JR稚内駅よりバスで約30分、ハートランドフェリー稚内ターミナルよりバスで約35分
利尻空港
利尻空港のターミナルは、1階に出発ロビーとチケットカウンター、到着ロビー、観光案内所などの主要施設がコンパクトにまとまっています。2階には、送迎デッキと展望ホール、レストランがあるので、搭乗時間までゆっくりと過ごすことができます。
展望ホールは、利尻富士と飛行機を同時に見ることができる観光客に人気のスポットです。また、双眼展望鏡も設置されているので、空港から利尻の雄大な景色を見ることができます。
レストランRISHIRIでは、夏期限定のウニ丼や昆布ラーメンなど利尻島名産の食事が楽しめます。レストラン内では、利尻島特産の利尻シャンプーやコンディショナーなどの販売も行っています。
利尻島民の重要な交通手段となっている利尻空港は、観光客の増加に伴って滑走路を延長整備しています。
【利尻空港基本情報】
所在地:北海道利尻郡利尻富士町鴛泊字本泊1143
電話番号:0163-82-1269(利尻空港管理事務所)
アクセス:鴛泊フェリーターミナルより空港専用バスで約15分、沓形バスターミナルまで約40分。他に島内を一周するバスもある。
道北方面空港の発着便について
旭川空港や稚内空港、利尻空港の発着便について紹介します。
旭川空港の発着便
羽田空港往復便は、エアドゥと全日空のコードシェア便、日本航空が合わせて1日9便程度運航しています。他にも1日1往復ですが、全日空で名古屋、日本航空でホノルル、tigerairで台北便もあります。
稚内空港の発着便
稚内空港への定期便は、全日空のみで羽田空港が1日1往復、新千歳空港が1日2往復となっています。夏は羽田空港往復が1日2便に増便されます。
利尻空港の発着便
飛行機を使ってのアクセスは、日本航空が丘珠空港と利尻空港間を1日1往復運航していますが、1日2便体制になる時期もあります。また、全日空が新千歳空港と利尻空港往復を1日1往復で運航していますが、例年6月から9月までの季節運航となっています。
運航便の詳細や最新情報は、各航空会社に問い合わせてみることをおすすめします
道北へは飛行機を利用してみよう
札幌から稚内までは、車で5時間以上かかる場合があります。滞在期間が短い旅行では、飛行機を利用して時間を節約すると、現地でゆっくり観光やグルメを楽しめます。車の車窓から見える道北も素敵ですが、飛行機ならではの上空から見る雄大な景色は、忘れられない思い出になるでしょう。
(画像は写真ACより)
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