JR北海道で懐かしの列車名ライラックと大雪が復活
2017年春のダイヤ改正で懐かしの列車名が復活
JR各社は12月16日、2017年春のダイヤ改正を発表した。この中で、JR北海道においては、かつて道民、観光客に親しまれていた列車名「ライラック」と「大雪」が復活することが発表された。ダイヤ改正日は、2017年3月4日(土)からだ。
特急「ライラック」復活
特急の体系を見直し、乗客輸送量増強のため、これまで函館~新青森間の「スーパー白鳥」で使用されていた789系0代の車両を札幌~旭川間に投入する。
これに伴い、現行「スーパーカムイ」が「ライラック」と「カムイ」に分割運行される。このうち、新たに投入される789系0代車両に付けられる名称が「ライラック」だ。車両編成は6両で、乗客定員は345名。5両編成の現行スーパーカムイより62席の増強となる。
「ライラック」復活に合わせて、1号車と6号車の外装に、札幌・旭川、稚内・網走方面の観光資源をあしらったラッピングを実施する。
モチーフは数多く用意されており、宗谷地方のレブンアツモリソウや利尻山、オホーツクのクリオネ、上川地方では大雪山や旭川動物園のオランウータン、空知地方は炭鉱、札幌は時計台などだ。
旭川~網走間は「大雪」が復活
宗谷線・石北線では、老朽化が進む特急気動車183系0代について、まだ使用可能な車両でダイヤ編成を行うことにし、一部列車の運転区間を見直すことにした。
札幌~網走間の石北線区間は、札幌~網走間を直接結ぶ「オホーツク」を2往復運行し、旭川~網走間にかつて親しまれた「大雪」を復活させて2往復運行する。
旭川で乗り換える場合は、同一ホームで乗り換えられるように配慮されている。また、「大雪」に接続する札幌~旭川間の特急列車は6両編成とし輸送量を増強する。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
JR北海道公式ホームページ
https://www.jrhokkaido.co.jp/JR北海道プレスリリース 平成29年3月ダイヤ改正について
https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/161216-3.pdfJR北海道プレスリリース 特急「ライラック」にラッピングをします!
https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/161216-4.pdfこの記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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