北海道の奥座敷と呼ばれる函館・湯の川温泉のおすすめの宿をご紹介
目次
1.はじめに
2022年が始まりました。今だ感染対策には気を使う世の中ですが落ち着いたらどこかへ旅行に行きたい、グルメや温泉で癒されたいと考えながら計画を立てたり、早めに予約されたりと準備されている方もいるかと思います。
そして、癒しといえばやはり温泉と考える方も多いのではないでしょうか?
北海道の道南地方には有名な温泉地が幾つもあり、その中には北海道三大温泉の一つに数えられる函館の湯の川温泉も含まれています。
今回はその湯の川温泉についてご紹介いたします。
2.函館にある湯の川温泉
湯の川温泉は函館という全国的に知名度の高い都市の海岸沿いにある温泉地で、空港から温泉地への距離は日本一短いことで知られています。
泉質はナトリウム・カルシュウム塩化物泉が最も多く源泉は約65℃で噴出しています。
江戸時代に松前藩主の病気を全快させたり、箱館戦争時には旧幕府軍の療養に利用されたりするなど湯の川温泉の歴史は古いです。
知名度が高くなったのは明治時代に入ってからです。大量に熱い温泉が湧出する温泉を掘り当て、湯治場が開業されたことをきっかけに様々な種類の店が軒を連ねて営業を始め、電車通が開通するなど湯の川温泉は賑わいを見せ始めました。
大正時代には湯の川八景と呼ばれる景勝地として多くの人が訪れるようになり、函館の奥座敷と称されていました。現在は周辺に観光地も多く、函館観光の拠点として観光客に親しまれる温泉地となっております。
3.湯の川温泉のおすすめの宿
湯の川温泉街には数多くの宿泊施設が並んでいます。ペット同伴が可能な施設や日帰り温泉を楽しめる施設もありますがここでは、湯の川温泉街に宿泊する際のおすすめの宿をピックアップいたします。
3ー1.平成館しおさい亭別館 花月
海岸沿いにある温泉地の良さを活かした海側露天風呂が付いた客室が用意されています。和室と洋室があり目の前に映る海は津軽海峡です。展望大浴場からも海を眺めることができ、函館山も視界に入るはず。海を眺めながらの温泉で心は穏やかになり、塩化物泉の温泉で体はぽかぽかになります。
食事はビュッフェや食事処でできますが、どちらも函館や北海道のグルメを堪能できる料理ばかりです。特に港町である函館の海の幸を使った新鮮な料理は美味しいと評判です。スタッフの温かいおもてなしも定評があり、贅沢だと感じられる時間を過ごすことができるでしょう。
3ー2.望楼NOGUCHI函館
ラグジュアリーな雰囲気が満ちたホテルです。特別な時間を過ごしたい人にはおすすめです。3種類の客室ルームが用意されていますが、特に珍しいのは3種類の内の一つが「おひとりさま」という1人での宿泊者向けの部屋になっていることです。
1人でゆっくり感染予防をしながら贅沢な旅行を楽しみたい方にはおすすめです。
大人気の展望露天風呂からは、津軽海峡や函館山などの絶景を望むことができます。また、函館空港に近い温泉地であるため函館空港に離着陸する飛行機を近くで見ることができます。
3ー3.HAKODATE 海峡の風(うみのかぜ)
2016年4月にグランドオープンした新しいホテルです。
このホテルには全く異なる2タイプのお部屋があります。
1つ目は重厚なダークブラウンを基調にした空間にクラッシックな西洋家具が並び、懐かしい中にどこか品のある空気が漂う「大正ロマン」
2つ目は柔らかな木の温もりに包まれる贅沢な空間にモノトーンカラーの家具を揃えたスタイリッシュな「平成モダン」
どちらも高層階には展望風呂付客室があり、きらめく海面を眺めながら自分だけの贅沢な湯浴みを愉しめます。
大浴場も2タイプあり大正ロマン風呂「夢乃湯」には「薬湯風呂」や季節の変わり湯や冷温と高温のサウナを完備。平成モダン風呂「Relax21」にはカラフルな湯つぼが3つと美容効果が高いという水素水風呂もあり特長の異なるどちらの温泉も楽しめます。
また宿泊者は宿併設の施設「湯元 啄木亭」の空中露天風呂も利用できます。
食事は昭和レトロをテーマにした朝市夜市バイキング「青空市場」で魚介類を中心に使用した和洋中のお料理と炉端焼きが楽しめるほか、フレンチ、会席などの食事処が揃うので自分好みの函館ならではの食事が堪能できます。
3ー4.湯の川温泉 海と灯
北海道道南の食材を使った北海道最大規模の豪華ビュッフェ、津軽海峡を望むインフィニティ風呂が特長の宿「海と灯/ヒューイットリゾート」が湯の川エリアに2021年7月にオープンしました。
建物は地上12階建て全室221室。最多78室のファミリールーム含め様々な部屋タイプがあるので、宿泊スタイルによって利用が可能です。
屋上12階は大浴場「天海」。津軽海峡を一望出来るインフィニティ風呂「古の無限海灯露天風呂」があります。「海と灯」の名前は津軽海峡に浮かぶ月と漁火の灯に由来しています。夜の津軽海峡ではそうした光景を見ながら癒やしの時を過ごせるかもしれません。
レストランは2カ所あり、2階は北海道の道南の漁港でその日の朝に水揚げされた新鮮な魚を使用した寿司や刺身、野趣味あふれる豪快な魚師料理など約150種類の圧巻のブッフェが楽しめます。
1階には。個室やカウンター席を設置した和食処「雲波」があり、会席料理や海鮮丼も食べられます。
ランチでも利用できるので個室で贅沢に楽しみたい方にはおすすめです。
4.湯の川温泉の温泉宿で寛ごう
湯の川温泉街には温泉宿が幾つもありますが、コンセプトも違いサービスも多様です。目的に合った温泉宿を選ぶことで、目的が叶えられ充実した時間を過ごすことができるでしょう。函館での忘れられない思い出となるはずです。
5.おわりに
今回は函館の奥座敷「湯の川温泉」のおすすめの宿に関してご紹介させて頂きました。古くから名湯として人々に愛されてきた湯の川温泉。
早い時間に到着すれば1泊2日でもグルメや観光、温泉が楽しめます。
たまにはちょっとだけ足をのばして贅沢な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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