日本最北のソフトクリームはちょっと特殊!?
酪農が盛んな北海道は、乳製品が美味しいことで有名ですが、ご当地ならではのソフトクリームをご存知でしょうか。「その食材とソフトクリームは合うの?」と思ってしまう取り合わせばかりですが、意外と美味しいご当地ソフトクリームを紹介します。
日本には、岡山県のカキフライソフトクリームや広島県のキーマカレーが添えられたカレーソフトクリームなどがあります。味の想像がつかないようなご当地ソフトクリームは、グルメの人たちをうならせていますが、北海道にも、ししゃもソフトクリームと並んで意表を突いたソフトクリームがあります。
奇をてらい過ぎて味が微妙なものから、意外と美味しくてクセになるソフトクリームまで、ご当地ソフトクリームは見た目も味も楽しませてくれます。今回は、北海道の最北の地「礼文島」と「利尻島」ならではのグルメなソフトクリームを2つ紹介します。
日本最北の島「礼文島」の中でも最北端に位置する「スコトン岬」は、無人となったトド島や晴れた日にサハリンを見ることができる人気の観光スポットで多くの観光客が訪れる場所です。
そんなスコトン岬の駐車場にある土産物店「島の人」で、礼文島ならではの特殊なソフトクリームを食べることができます。
利尻昆布をソフトクリームに練りこんだ「利尻昆布ソフトクリーム」は、キレイな薄い緑色をしています。味は、昆布の塩気とソフトクリームのマイルドな甘さがマッチして想像していたよりも、美味しくいただけます。甘さ控えめなので甘いものが苦手な人でも大丈夫です。
大人の味の昆布ソフトクリームは、スコトン岬限定なので、礼文島観光で立ち寄った際には、ぜひ、食べてみることをおすすめします。イートインスペースでは、礼文島名物のウニ丼も楽しめます。島の人では、他にも礼文だしやプレミアムサーモン昆布重ね巻などお土産に喜ばれるものを取り扱っています。
利尻昆布ソフトクリームが食べられる店
【店舗名】島の人
【店舗所在地】北海道礼文郡礼文町船泊字須古頓
【電話番号】0163-87-2198
【営業時間】4月から10月 7:00~18:00
【定休日】営業期間中は無休 11月から3月までは冬季休業
道北に位置する利尻島は、ウニと昆布が有名です。美味しいウニを目当てに訪れるグルメな観光客も多くいますが、利尻島名物のウニと昆布を「スイーツでも食べたい」と思っている人におすすめなのが、「愛す利尻山」です。
島のシンボルでもある利尻山をイメージしたソフトクリームに、香りと旨味が濃縮された乾燥ウニ1個と粉末、利尻昆布、昆布から作られた塩がトッピングされています。そしてソフトクリームを食べる時に使うスプーンは、根昆布というこだわりです。
全てにこだわり抜いた「愛す利尻山」の食べ方は、まず、乾燥ウニをそのまま一口で。次に粉末の乾燥ウニと昆布を別々にソフトクリームと一緒に食べます。
最後は全部の具材とソフトクリームを混ぜ合わせます。最初にソフトクリームの甘さ、その後にウニや昆布、塩のしょっぱさと味の変化が楽しめます。独特の風味と味わいはクセになる美味しさです。
愛す利尻山の乾燥ウニと根昆布のスプーン、昆布から作った塩は特許を取得しています。ここでしか食べることができないまさにグルメも喜ぶ「ご当地ソフトクリーム」です。
愛す利尻山が食べられる店
【店名】北利ん道どんと物産店
【所在地】北海道利尻郡利尻町沓形字富士見町136-134
【電話番号】0163-84-3011
【営業時間】10:00~17:00
【営業期間】6月から9月末日予定
【定休日】不定休
沓形フェリーターミナルから徒歩約1分のところにあります。
道北の利尻島、礼文島のご当地ソフトクリームの美味しさは、贅沢に使った素材にあります。礼文島の昆布ソフトクリームも利尻島の愛す利尻山も、ウニや昆布を使って美味しく仕上がっているので、観光に訪れた際には、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない旅の思い出になるでしょう。
(画像は写真ACより)
この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
旅行を検索する
- 企画ツアー
- 航空券+ホテル