北海道立文学館・特別展 『手仕事の日本』と民藝の思想
柳宗悦、「民藝」の思想
北海道立文学館では、特別展として、2月4日(土)~3月26日(日)まで『手仕事の日本』と民藝の思想 —柳宗悦、暮らしの中の美を綴る— が開催され、思想家・柳宗悦の作品と、手仕事の品々が展示される。
大正・ 昭和の時代、柳が愛した「暮らしの道具」
柳宗悦は「民藝(民衆的工藝)」という言葉を生み出した。「民藝」は名も無き職人がつくった、暮らしの道具をあらわす。
西洋化が進む大正・ 昭和の時代、柳は工芸品の美しさを訴える著作を発表、民藝運動を巻き起こした。『手仕事の日本』(1948年)は柳が全国の工芸品を愛情深く見つめ続けた約20年の集大成である。
「民藝」という言葉が生まれて90年
本展では柳の作品ととも、手仕事の品を展示する。民藝思想を世に問うた著作、晩年の心境をうたった「心偈」、さらには民藝運動に賛同した棟方志功や芹沢銈介の作品も展示する。
「民藝」という言葉が生まれて90年経ち、手仕事の品と彼のユニークな思想の発展をたどり、民藝思想が今に至るまで人々を魅了している理由を探る内容となっている。
北海道立文学館へのアクセスは、地下鉄南北線では中島公園駅(出口3番) または、幌平橋駅(出口1番)から徒歩6分。市電では「中島公園通」停留所下車徒歩10分。JRバス・中央バスでは「中島公園入口」より徒歩4分である。
(画像は北海道立文学館ホームページより)
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