箱館奉行所で奉行に変身
男性は裃、女性は打掛で記念撮影
2010(平成22)年に復元された箱館奉行所で、当時の衣装を身にまとうことができる体験イベントが月に一度行われている。
当時、正月や節句などの行事が催されていた大広間で、裃(かみしも)や打掛(うちかけ)、鬘(かつら)を身につけて当時にタイムスリップした気分を味わえるイベントだ。
2月、3月の開催について
2月、3月の開催は、2月25日(土)と3月3日(金)、時間は9時から16時まで。会場は箱館奉行所大広間。
申し込みは不要で、入館料のみ(大人500円、学生・生徒・児童250円)で参加できる。記念撮影用のカメラは持参のこと。
詳細は箱館奉行所公式ウェブサイトを参照のこと。問い合わせは箱館奉行所(電話 0138-51-2864)まで。
箱館奉行所について
幕末における北辺警備と対外折衝を担った役所が箱館奉行所だ。当初は箱館山のふもとに建てられたが、警備上の理由から内陸部へ移すことが計画され、日本初の洋式城郭 五稜郭と同年に完成した。
五稜郭は函館奉行所の外堀である。五稜郭が舞台となった箱館戦争で戊辰戦争が終結し、時代は明治へと移ってゆく。箱館戦争終結の2年後、箱館奉行所の建物は解体された。
約140年の歳月を経て、2010(平成22)年、材料および工法を可能な限り当時のままに復元したのが現在の箱館奉行所の建物だ。
復元の決め手となったのは、パリの骨董店で発見された手札サイズの古写真だという。幕末から明治維新にかけての時代の空気を感じ取ることができる。
(画像は箱館奉行所公式ウェブサイトより)
外部リンク
箱館奉行所公式ウェブサイト
http://www.hakodate-bugyosho.jp/course.html函館市公式観光情報ホームページ
http://www.hakobura.jp/この記事を書いた人
- ホワイト・ベアーファミリー編集部こちらのコラムはホワイト・ベアーファミリー編集部スタッフや旅行商品の企画担当者、カスタマーサポートメンバーがセレクトした、気になる旅行情報や旅行に関連するお役立ち情報、観光地情報等を厳選してお届けしております!
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