北海道平取町で「エカシの記憶を辿って~昭和のアイヌのくらし~」展開催
昭和のアイヌのくらしを辿る
北海道日高地方の平取(びらとり)町で、アイヌの古老が生き抜いてきた昭和のくらしを辿る企画展・「エカシの記憶を辿って~昭和のアイヌのくらし~」が開催される。
開催期間は、2017(平成29)年4月1日(土)から5月31日(水)、時間は9:00から16:30だ。会場は、二風谷アイヌ文化博物館 伝承サロン。なお、4月3日(月)と10日(月)は休館日となる。
主人公は川奈野一信氏
物語の主人公は沙流川流域のコタン(集落)で生まれ育った川奈野一信氏。アイヌのエカシ(老翁)である同氏が生きてきた昭和のくらしを、古い写真や映像で辿る。
この企画展は「国際博物館の日」(ICOM 提唱)記念事業として実施されるものだ。GARA FILMS INC.の溝口尚美、横浜市立大学の吉本裕子が協力した。
川奈野一信氏について
川奈野一信氏は北海道平取村生まれ。現在も平取町に在住。
長年、北海道アイヌ協会平取支部の理事、平取アイヌ文化保存会副会長、平取町二風谷アイヌ語教室運営委員会委員長などを務め、アイヌ文化の振興と発展、後継者の育成に多大な貢献をしてきた。
現在は、アイヌ民族に伝わるウパシクマ(幼少時の体験談)の語り部の第一人者として活躍している。
詳細は、平取町公式ホームページを参照のこと。問い合わせは平取町立二風谷アイヌ文化博物館(電話 01457-2-2892)まで。
(画像は、平取町公式ホームページより)
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