佐女川神社の寒中みそぎ祭 1月に開催
佐女川神社の歴史ある神事
北海道上磯郡木古内町(きこないちょう)では、2016年1月13日(金)から2016年1月15日(日)までの3日間、「第187回寒中みそぎ祭&寒中みそぎフェスティバル2017」を開催する。
みそぎ祭りは、歴史ある神事であり、天保2年(1831年)から現在に至るまで開催されている。
神事の由来
佐女川神社(さめがわじんじゃ)の神社守は当時、「御神体を潔めよ」というお告げをもらったと言われている。
そのお言葉を聞いた神社守は、佐女川の氷を打ち砕き、身を切るような冷水で自身を清め御神体を抱いて海岸に臨んだ。
すると、河口に波打たれた大鮫の背中の上に、美しい白衣をまとった女性の姿が見えたそうだ。
そこから何度も女性の姿を見ようとして叶わなかったものの、大鮫が消されたことにより、その年から豊漁豊作が続いて村は大変にぎわったそうだ。
そこからこの神事が始まったと言われている。
行事の流れは、まず初日に行修者と呼ばれる4人の若者が佐女川神社にこもり、何度も冷水をかぶって鍛錬を行う。
そして最終日には極寒の津軽海峡の中でご神体を潔め、1年の豊作や豊漁を祈願するというものだ。
他にも期間中は、寒中みそぎフェスティバル2017を行い、町は大変な賑わいを見せる。
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