雨が降っても焦らない社員旅行のイベントの組み方とは?
代替案の用意で、雨が降っても困らない!
社員旅行のイベントを考える際に、考慮しなければいけないのが天候です。
せっかくのイベントが雨天中止になってしまった場合、それに替わるイベントを用意しておかなければ、時間を持て余してしまいダラダラとした旅行になってしまいます。
ですから、旅行の計画の際には天候に左右されないイベントを組み込むことと、天候に左右されるイベントを組み込んだときには悪天候の際の代替案を必ず用意しておきましょう。
天候に左右されるイベントとは?
ネイチャー体験やバーベキュー、テーマパークなど屋外過ごすことがメインのイベントは、当然のことながら天候によって実施の有無を左右されます。
また、神社仏閣めぐりで傘をさして砂利道など、足場の悪いところを歩いたりするのも雨の日には不向きです。
他には京都の街を散策するとか、博多の屋台グルメを楽しむなど、その土地の街並みを歩くようなイベントも、細い道を傘をさして歩かなければならないことも多く、雨の日には不向きです。
多少の雨なら決行するものもありますし、イベントによっては雨だからこそより思い出に残るという場合もあるでしょう。ですが、晴れの日と比べると過ごしにくさや不便さがあるのは否めず、屋外のイベントは天候不良の日には向いていないというのが実状です。
代替案を組むときの注意点
社員旅行に屋外のイベントを組み込んでいる場合は、悪天候によって中止になった際の代替案を必ず用意しておかなければなりません。
予定しているイベントの周辺で、屋内で過ごせるスポットを探しておくことや、宿泊するホテルへの早めのチェックインが可能かどうかの相談など、事前に対策を立てておきましょう。
代替案として屋内施設を利用する際には、当日予約で団体での利用が可能かどうか、事前予約が必要な場合には、晴れて代替案の利用が不要になった際にかかるキャンセル費用なども調べておく必要があります。
屋内のイベントなら安心
美術館や博物館、水族館などは、天候を気にすることなく時間を使えます。
有名なところでなくても、旅先にある歴史資料館や郷土博物館なども穴場スポットとしておすすめ。比較的空いていることが多いのでじっくり見て回れます。
また、観劇や屋内スポーツ観戦など時間が決まっているものであれば、美術館のように個々に鑑賞時間が違ってしまうということもないので行動予定も組みやすく、おすすめです。
その他、館内で行うアクティビティも天候に左右されず楽しめます。例えば物づくり体験や最近話題のVR体験など、屋内でのアクティビティも多岐にわたってあります。
芸術鑑賞などと合わせて屋内での体を使って楽しめるイベントを組み込めば心身ともにリフレッシュでき、雨の心配もいらないので安心です。
お天気保険も賢く利用しましょう
旅行会社やホテルによっては、雨が降ったら保険がおりるという「お天気保険」に加入しているところがあります。
これは雨の量に応じて旅行代金が返金されるというシステムの保険で、支払われる保障料は雨の量やその他の条件によって異なります。
例えば宿泊日の15時から18時の間に0.5mm以上の雨が降っていたら宿泊代金をキャッシュバックするというシステムがあります。
この保険は宿泊予定日の数日前まで加入可能なので、旅行直前の天気予報によって加入の有無を判断できるというメリットもあります。
予定していたイベント自体の保障をしてくれるものではありませんが、宿泊代がキャッシュバックされればその分を代替案の利用にかかった費用に補てんできるので、旅行の日が雨になりそうならこういった保険への加入も検討してみると良いでしょう。
雨の日保険の主なものには「ベストリザーブ・宿ぷらざ」、「H.I.S.のお天気あんしんプラン」があります。会社にとってどの保険が使いやすいかを判断して利用して下さい。
(画像は写真ACより)