荷物の量に応じて適切なカバンを準備しよう
日帰りや1泊2日の社員旅行
日帰りや1泊2日の社員旅行の場合は、荷物も少ないので、リュックサックや、小さめのボストンバッグで事足ります。
財布や携帯電話などの貴重品は、まとめて手持ちのバッグに詰めておくと、紛失や忘れ物、盗難などのトラブルが防げます。
2泊3日の社員旅行
社員旅行が国内で、2泊3日の場合は、30Lぐらいのキャスター付きスーツケースがおすすめです。
飛行機の手荷物で機内持ち込みができるサイズで、これからいろいろな旅行に出かける機会が増えるのなら、購入しておいても無駄にはなりません。
機内持ち込みのスーツケースは、3辺の合計が115cm以内(地方空港の小型機だと100㎝以内)、10kg未満という決まりがあります。この規定以内に収めることが必要です。
日本では心配ありませんが、外国の空港は、荷物の扱いが乱暴でスーツケースや中のお土産が壊れてしまったり、治安が悪く荷物を盗まれたりする可能性もゼロではありません。機内に持ち込めばそのような心配がなくなります。
スーツケースを機内持ち込みにすれば、空港で荷物が出てくるのを待つ時間がいらないので、降りたらすぐに外へ出られます。
3泊4日以上の社員旅行
社員旅行が、3泊4日以上なら40Lぐらいのスーツケースがちょうど良いでしょう。この大きさなら、普段の荷物運びにも使えそうです。階段なども持って上がれる大きさです。
社員旅行ではそれほどの長期旅行にはならないので、大きくても50Lぐらいまでで良いと思います。お土産をたくさん買いたいときや、荷物が多くなりがちな人は大きめのスーツケースを選びましょう。
行くときにギュウギュウ詰めにしていると、お土産や購入したものであふれてしまいます。持ち物が多くなると、現地でもう1つカバンを買う羽目になります。
行くときの荷物が、7分目になるぐらいの大きさのスーツケースを選びましょう。
スーツケースを購入するなら
購入するなら、快適に旅行を楽しむために、持ちやすく、国内旅行でも海外旅行でも使える、丈夫で安全性の高いスーツケースを選びましょう。
材質布やレザーで作られたソフトタイプと、硬化プラスティックや金属で作られたハードタイプがあります。
ソフトタイプは、軽くて、お洒落で可愛いデザインのものが多いですが、雨に濡れると、中まで水が滲みて荷物が台無しになります。
ハードタイプは、丈夫で安全ですが、重くなります。今は素材が良くなり、軽量のものも出回っていますが、ソフトタイプにはかないません。
国内旅行では、安全なので、どちらでも構いません。海外旅行では、ソフトタイプは切られて中のものが盗難にあう恐れがあるので、ハードタイプをおすすめします。
カギ盗難防止のためにカギ付きのスーツケースが良いでしょう。カギには、カギ式、ダイアル式、TSAロックがあります。
カギ式は、シリンダー錠がついていてカギで開け閉めします。
ダイアル式は、番号を合わせて開くタイプで、カギをなくしやすい人や、いちいちカギで開けるのは面倒な人に向いています。
アメリカに旅行に行く予定があるなら、TSAロックを選びましょう。アメリカは空港のセキュリティーが厳しく、米国運輸保安局(TSA)がすべての荷物検査をすることになっています。
そのために、旅行者はカギをかけないで荷物を預けます。カギがかかっていると、米国運輸保安局の職員は、カギを壊して開けます。
カギをかけないで預けるのは、心配です。TSAロックだと、米国運輸保安局の職員が、カギを開ける専門の道具を持っているので、カギをかけたまま預けられます。
レンタルスーツケース
スーツケースは、年に数回しか使わないし、大きなものなので、収納に場所を取ります。値段は、1万円台から6万円以上するものまであり、結構高い買い物です。
旅行の日数により、大小様々なサイズをそろえるわけにもいきません。そこで、レンタルスーツケースを考えてみてはいかがでしょうか。
レンタル料金は、レンタル期間が2日間、機内持ち込みサイズで、2,000~3,000円ほどになります。日数やスーツケースの容量で値段は変わってきますが、購入する値段の、5分の1ほどで借りられます。
更に格安を探すと、2日間で450円というものもあります。メーカーや見た目にこだわらなければ、かなり安く借りられます。
まとめ
日帰りや1泊2日の社員旅行では、リュックサックや、小さめのボストンバッグ。2泊以上の社員旅行では、キャスター付きスーツケースが良く、少しゆとりを持った大きさが使いやすいでしょう。
宿泊数に合った大きさのカバンで、快適な旅行をお楽しみください。
(画像は写真ACより)