料金

まずは予算内に収まる宿をいくつかピックアップし、その中から最も質の良いものを選びましょう。

予算を立てる段階で、交通費や宿泊費、レクリエーション費など、それぞれにいくらの予算を割り当てるかを大まかで良いので決めておくと宿選びの際にもある程度候補を絞ることができ、スムーズです。

旅行会社にある程度お任せしてツアーやプランで選ぶときには、オプションやグレードもしっかり比較検討し、よりお得感のあるものを選ぶと良いでしょう。

宿の雰囲気や特徴

旅館にするのかホテルにするのか、もしくは民宿にするのか、参加人数や参加者の希望によって、まずどういった宿に宿泊するのかを決めます。

そしてその中で雰囲気の良さや館内の清潔さなどを、宿の写真や旅行サイトの口コミなどを参考にして選びます。

注意点としては、宿の写真が古く、実際はもう少し経年劣化があったり、新しさがなかったりという場合があるので、写真をそのまま信用しないという点です。この点に関しては、口コミで館内の雰囲気について書かれているものも多いので、写真の印象にとらわれず、口コミもきちんと目を通しましょう。

設備等についてもきちんと確認しておきます。ベッドなのか布団なのか、空調機能やバス・トイレの有無、部屋の備品、温泉であれば大浴場の備品など、設備や備品が充実している宿を選びましょう。

特に備品は、備え付けのものが少ないと各自が持って行かなければならず、荷物が増えたり忘れ物をしたりということも出てきますので、備品は整っている宿のほうが快適です。

また、お部屋の雰囲気や部屋数、大きさなども調べておく必要があります。社員旅行の部屋割りは何人一部屋にするのか、どの役職の人から一人部屋にするのかを決め、部屋数が足りるかどうかを確認してください。

そして立地ですが、交通の便が良いところのほうが移動にかかる時間や疲労が軽減されます。また、公共交通機関を使っての社員旅行なら、宿からの送迎バスがあるかどうかも宿選びの検討項目に入れておきましょう。

他には、宿周辺にコンビニや飲食店があるところが便利です。ちょっと買い足したいものがあったり、二次会でどこかお店に入りたいという社員もいるでしょうから、宿周辺の利便性も宿選びの検討項目に入れておくのがおすすめです。

食事

社員旅行の楽しみの一つである食事は、宿選びの際にもしっかり吟味したいポイントです。料理を売りにしている宿もあるので、食事を満足度の高いものにしたい場合はそういった宿を選ぶのも良いでしょう。

料理も旅行サイトの口コミで過去の宿泊者が感想などを書いています。宿の写真同様、料理の写真も実物がそのまま掲載されているわけではないので、口コミを参考にして、評判の良い宿を選びましょう。

季節や行き先によってはカニ食べ放題プランやクエ鍋コースといった旬の食材を贅沢に使った料理を楽しめる宿もあるので、季節感のある食事、その土地ならではの食事を楽しめるかどうかというのも宿選びのポイントに入れておきたいところです。

また、宴会や余興をする予定なら、宴会場の広さや貸し切りが可能かどうかも調べておく必要があります。食事は会席やビュッフェなどさまざまな種類がありますが、年配の方いる会社などはお座敷での会席料理にしておくのが無難です。

温泉

行き先が温泉地なら、お風呂や温泉にもこだわりたいところです。泉質やお風呂の大きさ、数、種類なども調べておきましょう。露天風呂のある温泉は特に人気が高く、温泉の泉質は、疲労回復や美肌効果のあるものが人気です。

何かしらの理由で温泉に入れない社員がいる場合には、部屋にお風呂があるかどうかの確認もしておいてください。

（画像は写真ACより）