日帰りツアー、デメリットは何?
日帰りツアーのデメリット
スケジュールの自由が無いスケジュールがきっちり決められているので、自由が利きません。訪れた場所が気に入って、もう少し居たいと思っても、集合時間に遅れてはいけません。
お土産をゆっくり選びたいと思っても、大急ぎで買わなくてはなりません。
パーキングエリアのトイレ休憩は10分しかなく、あわただしく乗り降りで終わってしまいます。
せっかくここまで来たのだから、あそこにも行きたいと思っても、希望はかないません。
時間が限られている日帰りツアーは、時間が限られているため、あまり遠くへは行けません。片道2時間半ほどぐらいまでの所が多く、それ以上だとすごく朝早く出発か、帰りが夜中になってしまいます。
日帰りツアーは、朝早い時間に出発することが多いので、朝が弱い人には、辛いかもしれません。
バス旅行だと、渋滞に引っかかったり集合時間に遅れたりと、時間通りにならないことが多く、ゆとりを持った計画が必要になります。
宴会が無い社員同士の親睦を深めることが、社員旅行の目的の1つです。宴会が無いため、社員同士のコミュニケーションの場が少なくなる恐れがあります。
食事の内容や量が合わない食事では、好きなものは選べず、量も合わないかもしれません。アレルギーを起こす食材や、嫌いなものが出たら困ります。
興味の無い所に行く他人が計画した旅行に付き合うのですから、自分の興味の無い所に行くことがあります。もっとも、行ってみたら良かったということもありますので、まるで損とは言い切れないかもしれません。
座席が心配隣の席に座った人と、会話が弾めば良いですが、気が合わないとつらいことになります。
電車なら自由に席移動ができますが、貸し切りバスで移動する場合は、座席が固定されます。隣の人と話が合わず、つまらない旅行になっては嫌です。
デメリットの対策
デメリットがたくさん上がりましたが、デメリットは、裏を返せばメリットになります。メリットが多くなれば、ツアーの満足度も上がります。デメリットを減らす対策を調べてみました。
アンケートを実施事前に、行きたい場所、やりたいこと、食べたいもの、食べられないものや嫌いなもののアンケートを実施しましょう。
全員が満足することは、無いでしょうが、意見を聞いてもらえたり、配慮をしてもらえたりしたことで、否定的な意見が出にくくなります。
旅行行程の決定アンケートの結果をもとに、行き先、立ち寄りポイント、食事の内容などを決めます。
立ち寄りスポットがあまり多いと忙しくなり、1つの場所をじっくりと楽しめません。限られた時間で目いっぱい楽しむためには、立ち寄りスポットを厳選して、満足度を上げましょう。
旅行会社に相談すると、豊富な知識と経験の中から、人気のあるスポットを提案してくれます。
近場でも非日常を感じられるような、自然が豊かな場所や、歴史を感じられる場所、童心に返るような場所を選べば、心身ともにリフレッシュできます。
工場見学やクルーズなど、普段ではいけない場所を選んでも良いでしょう。
座席決め座席を決めるときに、近い年齢同士や、同じ部署の人、同期の人などが隣になるように気を使いましょう。酔いやすい人は前の方にすることも、考えておきます。
貸し切りバスを利用すれば、行き帰りの車内でもコミュニケーションの場を設けることができます。サロン型のバスにすれば、後ろで盛り上がれます。
食事会の開催昼食にゆっくり豪華な食事ができるような場所を選び、軽い宴会を計画すれば、コミュニケーションが図れるでしょう。
温泉があれば更に良く、ゆっくりお湯に浸かってから、宴会にします。宴会の後は帰るだけにすれば、心置きなく宴会を楽しめます。
食事では、アレルギーや食べられない人の代替えメニューに対応してもらえるように、確認して依頼しておきます。
日帰りツアーのデメリットは、工夫次第では、メリットに変わります。社員の希望をよく聞いて、素晴らしい社員旅行にしてください。
(画像は写真ACより)