どうしてもやりたくない宴会芸、どうやったら乗り切れる?
社員旅行の宴会芸を、どうしてもやりたくない!
社員旅行で宴会がある場合、避けて通れないのが宴会芸ですね。特に新人はみんなへの紹介の意味も兼ねており、ほぼ強制で宴会芸をやらされることも、少なくありません。
しかし、何をやったらいいのかわからない、得意な芸がない、人前に出るのが苦手などの理由で、困惑することが多いようです。
宴会芸を断ることができないのに、どうしても宴会芸がやりたくない時には、どのようにして乗り切ればいいのでしょうか。
突然の無茶振りには、とにかく酔ったふりをしよう
宴会芸は事前に披露する様に言われる場合と、突然何かやるように無茶振りをされる場合があります。
事前に言われている場合は断ることが難しいですが、突然言われた場合には、何かと理由をつけて断れる場合もあります。
一番角が立たないのは、酔ったふり作戦です。お酒に弱いのに飲みすぎてしまった、というように、とにかく酔ったふりでやり過ごしてみるのです。他には、トイレなどで席をはずすことで、忘れてもらえることもあります。
また、お酌をして回り、席をはずしていると、どこにいったか分からずに、逃げ切れることもあります。いろいろ状況に応じて、試してみてください。
複数人でできる芸を探そう
事前に宴会芸をやるように言われていた場合には、とにかく多人数でできる芸を探すのもおすすめです。複数人で芸をすれば、一人ひとりの注目度は下がるため、嫌だという気持ちも薄らぎます。
また、上手くいった場合には、チームワークや仲の良さもアピールできるため、思いがけず良い評価を得ることもあります。
複数人でできる芸としては、寸劇や、おもしろグッズなどの道具を使ったゲーム、盛り上げ役付きの手品、などがあります。
手品は宴会の定番ですが、一人でやると緊張して失敗してしまったり、間が悪くて盛り上がらない恐れがあるものです。
しかし、複数人でやれば、手品をする人と盛り上げ役など、分担して取り組めるため、手品が失敗した時にも、盛り上げ役に助けてもらうこともできるかもしれません。
全員で楽しむ時間に変えてしまう方法も
また、事前に宴会芸ではなく、他の企画を提案する方法もあります。宴会芸の時間をなくしてしまう、という作戦です。たとえば、全員参加のクイズ大会やビンゴタイム、じゃんけん大会などをおすすめします。
一人ひとりが芸を発表する形式ではなく、全員で何かをする形式に変えてしまえると、宴会芸の時間が足りなくまります。無くしてしまうことが、できるかもしれません。
宴会芸を逃れられなかった時の心構え
宴会芸を上手くやらなければいけないと、自分にプレッシャーをかける必要はありません。素直に、自分の得意なことや、好きなこと、珍しい趣味などを披露するのもいいですね。
どうしても何も芸がないのに、何かしなければいけないという時には、ビールなどを一気飲みする、という芸もあります。明るく大きな声で「ビールを飲みます」と言ってから、一気飲みをして宴会芸としましょう。
しかし、この芸はお酒に強い人限定ですので、お酒に自信のない人は、無理に飲まないようにして下さい。
宴会芸をやる時には、自分がとても注目されているように、感じてしまいます。しかし、隣の人との話に熱中して、宴会芸を見ていない人や、すでに酔っている人もたくさんいます。
みんな酔っぱらっているので、誰も見ていないから大丈夫、と思い込むようにしましょう。
宴会芸をポジティブに捉えて乗り切る
近年は宴会芸を強制されることに対して、拒否反応を示す人も、増えてきました。しかし、やらされると思うと嫌になってしまう宴会芸ですが、人を楽しませるというのは、本来とても素敵なことです。
人を楽しませる練習ができる機会だと、ポジティブに捉えて、宴会芸を楽しんでしまいましょう。
(画像は無料写真素材写真ACより)